姥ケ岳は越美山地の山で、真名川の上流、雲川と笹生川にはさまれた平らな山稜です。山名の由来は、山頂近くの洞穴に山姥が住んでいたという伝説からきているようだです。
ゲートからが登山口であり林道を進むと案内板があり林道と離れてセリバオウレン畑の中の道を行く。
登山道の両脇一面のオウレン畑で見事なまでの群生地である。この時期は既に花は終わっていたが、5月ごろはきっと花が楽しめるであろう。
林の中を歩くと、小さな沢に出てさらに登り、広い稜線に取り付く。道は左に曲がり、少し下ると、登山道の脇がミズバショウの群生地になっている。灌木が生い茂った自然の中で花の見頃は終えていた。
ミズバショウの群生地を過ぎて1447mまでは緩やかな登りだが、ササが切り開かれた道となる。道は南に向かうようになる。サンカヨウが群生して癒される。山頂直下にはカタクリの花がみられる。
踏跡を確かめながらいくと狭い広場があり二等三角点のある姥ケ岳山頂
帰路は往路を戻り林道終点出合いから2度目の林道出合いから案内板に沿って右に折れて林道を行くと大トチの木の広場に出る。ここにはテーブルとベンチが置かれている。ここから100mぐらい先に巨木の大トチの木がある。樹齢400年で幹回り7.2m、枝張り31.4mの巨木で周りにはニリンソウやサンカヨウの花が咲き誇っている。大トチの木広場のベンチでゆっくりとコーヒータイムとする。新緑で自然の中で爽やかな風が通り抜けていく癒しの空間を味わった。
平家窟の探索・源平合戦で敗れた平家の落人が隠れ住んだといわれる屋敷跡や岩窟が今でも残っている。
●コースとタイム
駐車場(9:19)→登山口(9:21)→林道出合(4.3km)(9:26)→林道出合(3.3km)(9:58)→林道出合(2.9km)(10:11) →林道終点(2.7km)(10:20)→1243mピーク(10:24)→水芭蕉群生(10:36)→1447mピーク(11:25)→山頂(11:42/11:55)→水芭蕉群生(13:07)→1243mピーク(13:19)→林道終点(2.7km)(13:26)→林道出合(2.9km)(13:31)→林道出合(3.3km)(13:40)→大トチの木(13:55/14:32)→林道出合(4.3km)(14:47)→登山口(14:51)→駐車場(14:53)
●コースとタイム
駐車場(9:19)→登山口(9:21)→林道出合(4.3km)(9:26)→林道出合(3.3km)(9:58)→林道出合(2.9km)(10:11) →林道終点(2.7km)(10:20)→1243mピーク(10:24)→水芭蕉群生(10:36)→1447mピーク(11:25)→山頂(11:42/11:55)→水芭蕉群生(13:07)→1243mピーク(13:19)→林道終点(2.7km)(13:26)→林道出合(2.9km)(13:31)→林道出合(3.3km)(13:40)→大トチの木(13:55/14:32)→林道出合(4.3km)(14:47)→登山口(14:51)→駐車場(14:53)