焼 岳 2,393m

噴煙を上げる焼岳

北アルプス唯一の活火山。新中ノ湯ルートを登りました。
登山日:2016/05/13

[平湯から笠ヶ岳]

 ルートは夏道の新中ノ湯ルートを登る。尾根に取り付き、コメツガ、ブナ、シラビソなどの樹林帯を登っていく。急な道で高度を稼いで行くと右にチラッと穂高が見える。

[登山口]
[山腹を登る]
[静寂な樹林帯]

 太い木が目立つ原生林に入り大木の多い樹林の中は静けさで静寂な雰囲気である。眺望は最初だけで、それ以降深い樹林の中で眺望は得られない。

[ルートをGPSで確認しながら]
[原生林]
[P2072あたりから焼岳]

 登山口から1時間20分ほどで針葉樹林帯から笹が切り開かれている道で、ダケカンバ、ナナカマドなどが現れてくる。やがて2040m辺りで前方には山頂部を仰ぐ広場に到着。周囲はダケカンバやナナカマドが優しい緑で包み、青空の下に焼岳との調和が良く見応えの有る景観だ。

[西穂・奥穂の眺め]
[霞沢岳]
[焼岳]
[中ノ湯ルートとの合流点から]
[斜登と遠望に乗鞍岳]

 下堀沢出合から山頂までは展望が開ける。展望を見ながらの登りとなってゆく。カール状の景色の良い所を噴煙を目指して登るようだ。噴煙の見える鞍部が北峰の方に向かってつめて右に折れる。

[南峰と北峰の鞍部に向かう]
[北峰の鞍部]
[噴煙上げる岩]

 稜線鞍部から噴煙を上げる岩の横を通り抜けて登った先が、焼岳小屋からの道との合流点である。ここからは最後の岩の一登りである。途中でゴーゴーと噴気をあげる噴火口のすぐ横を通り抜けて岩を登ってゆくと頂上に出る。山頂はなだら。

[火口]
[山頂付近の雪溜]
笠ヶ岳
笠ヶ岳
穂高連峰の大パノラマ
穂高連峰の大パノラマ
南峰と乗鞍岳
南峰と乗鞍岳

 
 
 
新中ノ湯ルート
登り:登山口→焼岳(2時間40分)
下り:焼岳→登山口(1時間30分)