登山日:2017/03/25
日照岳は、荘川町と白川村との境に位置して両白山地北部の重量級の山々の一座の山です。この山への登山の決め手は、時期の選定です。残雪期がベストですが一夜にして数十センチもの新雪が積もる豪雪地帯でラッセルに苦労することもしばしばです。
登山日:2017/03/25
日照岳は、荘川町と白川村との境に位置して両白山地北部の重量級の山々の一座の山です。この山への登山の決め手は、時期の選定です。残雪期がベストですが一夜にして数十センチもの新雪が積もる豪雪地帯でラッセルに苦労することもしばしばです。
国道156号線御母衣湖左岸の福島保木トンネル手前250m位の小谷から登る。灌木の中すぐに堰堤があるが左にそれて小谷の左側支尾根に沿って登る。前日に降雪がありトーレースもなくGPSでルートファインディングして登る。足元装備スノーシューを装着。まずは地形図の標高1160mに向かって支尾根を詰めていく。
[登り口]
[灌木の中]
[支尾根に取り付く]
[標高1,160m地点]
この山の特徴は御母衣湖から直登の山で大きく分けて六段の急登になる。それぞれ俯角30度を超える。最もきつい急登は37度にもなります。しかも1.3㎞ほど続く急登が二段もあり健脚を要する登りが続く山です。その一段目の登りが標高1,160mまでの登りです。
[俯角35度超の傾斜]
[御母衣湖右岸側の山]
標高1,160mから標高1,534mまで距離約1700mの直登となります。中間あたりででやや一息入れる所もあるが辛い登りが続く。北方には荒々しい真っ白な三方崩山が望める。
[この先標高1,534m]
[標高1,534mへの登り]
[三方崩山の眺望]
[南尾根の1309ピーク]
標高1,534mあたりから南側に進路を取る。東側は切れ落ちて雪庇が多くなりできる限り近づかないように登る。まもなく緩やかな登りとなり日照平となりようやく山頂が望めるようになる。
[御母衣湖を見下ろす]
[標高1,600mへの登り]
[巨大な雪庇]
[ちょっと一息なだらかな所]
[辛い登りが続く]
[東側は雪庇]
[前方が日照岳山頂]
[鋭い雪庇]
日照平から山頂が望めるがなかなか近づかない。一本のダケカンバで一旦やや緩やかになり(南尾根合流点)そこから登りきると前方が開けて白山の素晴らしい光景が広がる。
[山頂直下]
[日照り岳山頂]
■ルートマップ
所要時間
登り:登山口→(1:10)→P1,160→(1:40)→P1,534→(1:00)→日照岳 休憩無 3時間50分