春山・北穂高岳

北穂高岳

 四月下旬から五月連休には山小屋も営業を再開する。涸沢は冬眠から目覚めたかのように大変な賑わいとなる。奥穂高岳に、北穂高岳にとアルピニストの列が出来るほどです。

北穂高岳 3,106m

マップ   ※クリックで大きな画像で
■登山日 2008/4/27~29

・一日目:上高地~涸沢
・二日目:涸沢~北穂高岳~
     往路を涸沢~横尾
・三日目:横尾~上高地

■横尾から涸沢
 横尾から涸沢 横尾から左へ、梓川に架かる橋を渡る。川原から樹林帯に入ると残雪が現われ、緩やかに登っていく。左に見える屏風岩の壮絶な岩壁が見事だ。樹林帯を抜けると残雪も増し、積雪期は本谷橋は取り外されている。

P4270166.jpg屏風から本谷に向かう

 無雪期の登山道は本谷橋から横尾谷の右岸(登りで左側)に付いているが、この時期は沢通しに雪渓の上を登る。本谷から涸沢に沿って左に曲がり少しずつ傾斜が増してくる。

170x2.jpg本谷から           傾斜がきつくなる

 しだいに前穂・奥穂の展望が広がる。涸沢ヒュッテの鯉幟が小さく見えてくるがなかなか近づかない。

340_1.jpg涸沢に向かう

 しばらく傾斜もきつくなり急な雪面を登ると涸沢ヒュッテに着く。
180.jpg  涸沢ヒュッテ前のテラスも雪に埋もれている。春のそよ風に鯉のぼりが気持ちよく泳いでいる。熱いコーヒーを飲んで体を温め午後の一時をゆっくりと過ごす。今日は、涸沢ヒュッテに宿泊。



■涸沢から北穂高岳
 この時期は、南稜(無雪期コース)ではなく、一般的に北穂沢を登るが小豆沢より急峻である。
200.jpg        北穂沢 涸沢ヒュッテから北穂沢に向かい北穂沢に入るとしばらく登り、狭まった所はゴルジュと呼ばれている。この辺りからあまり南稜寄りを登ると、南稜からの雪崩に会う危険がある。また、視界のないときには南稜へのルンゼに入ってしまう。登るにつれて、急峻になる。再び狭まった所がインゼルで、左側か

170x3.jpg北穂沢            ゴルジュ

ら大岩を巻く。やがて松濤岩の下に出て、ひと登りで北穂高岳項上だ。ここからの展望は、槍ヶ岳をはじめ、四方見飽きることがない。

170x4.jpg前穂・北尾根          大岩を巻く
100000.jpg北穂高岳山頂から
170x5.jpg北穂の南稜          涸沢から北穂全景

 北穂沢ルートで涸沢に下り、熱いコーヒーを飲みながらルートを振り返り北穂高岳を眺める。すばらしい景観の一時を味わう。すっかり楽しんだ北穂を振り返りながら横尾で泊まり上高地に戻る。

積雪状況など事前に現地情報を確認してお出かけください。



※北穂高岳のスライドシネマをご覧ください。