槍ヶ岳&南岳Ⅱ

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槍ヶ岳&南岳縦走

槍ヶ岳~南岳 08/09/09

p024.jpg       飛騨乗越から大喰岳
 槍岳山荘を出発してまず大喰岳を目指します。
 キャンプ場の横を通り過ぎて、ジグザク道を飛騨乗越まで下る。ここは標高が3020m、日本最高所の峠とも言われています。この飛騨乗越から大喰岳への登りがこのコース中で一番辛い登りです。たいした標高差ではないが、長時間の休憩のあとで身体も慣れていない上に空気も薄いし… ゆっくりと一歩ずつ登る。
p039.jpg       大喰岳山頂 大喰岳の山頂は縦走路からやや離れた位置にあるので、確実に山頂を踏みたい人はガスの濃い時など注意したい。目立たない山であるが、これでも日本で10位の高峰です。(3101m)

大喰岳をあとに中岳を目指す。

この大喰岳から中岳、そして南岳の間は雷鳥がたくさん生息するところです。天気のいい時はなかなか姿を見せてくれませんが、まわりにガスが漂いはじめるとエサを探しに母鳥とヒナ達が行進を始めます。ガスってしまって山が見えないとがっかりせずに、周りに目を配りながら歩いて見ましょう。
course1-12.jpg     中岳への二段梯子 大喰岳を下って中岳との鞍部に着くと、中岳の山頂が覆いかぶさるようにそびえます。でもここの登りは見た目ほどではありません。まもなく2段のハシゴ場に到着し、これを登りきるとあっと言う間に山頂到着です。山頂からは大喰岳の万年雪を従えた槍ヶ岳が印象的に天を差しています。
p044.jpg ここからがこのコースのハイライト。中岳から南岳へと続くのびやかな3,000mの稜線の道、そして穂高連峰へと続く山並み… 「これが日本アルプスだ!?」という感じの風景です。
 中岳からの下りは大きな岩が積み重なる道を行きます。これらの岩は周氷河地形の典型で、氷河期の強い冷え込みで岩の隙間に入った水分が凍って膨張して岩が割れてできたたとのことです。
p045.jpg       中岳山頂 そして中岳を下りきると槍~穂高の縦走路中で唯一の水場があります。中岳の残雪が消えるまでの8月中下旬まではここで水を取ることができます。(↓)

P9090133.jpgおそくまで雪渓が残る

p046.jpg      南岳への縦走路 水場からは穏やかなアップダウンの稜線歩きが続きます。途中の平べったい石がたくさんあるピーク(2986m地点)から南岳の縦走路の道が確認できます。


course1-11.jpg       岩場をトラバース このあたりは基本的に穏やかな道ですが、一箇所だけ岩場をトラバースするところがあります。特にむつかしいというわけではないが、昨年はここで滑落して重傷という事故もありました。ここの通過だけは注意が必要です。


p050.jpg       南岳山頂 岩場を過ぎるとすぐに道標の立つ天狗原の分岐点です。ここから南岳へはゆっくり登って20分。3032.7mの山頂に立つと穂高の荒々しい岩壁が目に飛び込んできます。
ここからの風景は南岳小屋がアクセントとなって、とても絵になる風景です。 

P9090150.jpg南岳山頂から北穂高を望む

 小屋はすぐそこです。南岳から小屋までの斜面は砂地なので急ぐとズルッと滑ります。小屋の先に獅子鼻があり大キレットから北穂高岳の岩稜のすごさを一望できる場所があり是非立ち寄りたいところです。

p054.jpg獅子鼻から大キレットと北穂高を望む

■コース

二日目 :槍平小屋~千丈沢分岐~飛騨乗越~槍ヶ岳~大喰岳~中岳~南岳~南岳小屋 (7時間30分)
三日目 :南岳小屋~槍平~新穂高 (6時間30分)

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