登山日 2007.11.3~5

■上高地~徳本峠 (2h50)

0003.jpg 上高地から明神に向かい明神のすぐ先に徳本峠の入り口がある。梓川にの道と別れて広い林道を少したどると、やがて登山道になる。白沢に沿った道はたいした急坂もなく徳沢峠まで続いている。峠には古色蒼然とした徳本峠小屋が建ち、展望台からは穂高が一望になる。

徳本峠~蝶ヶ岳 (6h30)

0009.jpg        徳本峠小屋 徳本峠から蝶ケ岳の縦走路は訪れる登山者が少なく、大自然が残されている山城である。大滝山までの道は深い樹林帯に覆われているが、所々で槍・穂高連峰が望める。そして大滝山から先は一転して槍こ穂高連峰の大パノラマの展望とお花畑や池塘に囲まれた稜線漫歩を楽しむ山旅のコースである。
0012.jpg        明神岳を望む 徳本峠小屋の裏から、うっそうとしている針葉樹林帯の中を緩やかに登っていく。標高2,216mのピークの東側を横切って広い尾根の遠を緩急おりまぜながら行くと、三角点のある2,247mの峰に着く。さらに登下降を繰り返せば突然樹林が切れ、明神岳が望める明神見晴に着く。
 再び、樹林帯の中を大きく下り、登り返していく。登下降を繰り返しながら高度を上げる。やがて標高2,365mに新しく立て替えられた櫓のある大滝槍見台に着く。櫓の展望台からは遠く槍ケ岳が望める。今までの深い樹林の閉塞感から解放されるひとときだ。
0070.jpg大滝槍見台 登山道は再び東へ緩やかに下りだし、やがて急下降となり鞍部へ下る。ここからひと登りすると苔むす深々としたコメツガの原生林の中を坦々と行くようになる。やがて標高2,491mの東側山腹を斜上するように行き、標高2,457mの鞍部を回り込んで大滝山南峰への急登にかかる。森林限界を抜け出すとハイマツが現れ、高2,615mの大滝山南峰に到着する。山頂からは長塀尾根越しに槍・穂高連峰や蝶ケ岳、常念岳も望め、今までの疲れを癒してくれる。

0028.jpg穂高連峰の眺め

0030.jpg         前穂高岳 南峰から池塘が点在するお花畑の中を過ぎると大滝山荘に着く。静かな山小屋として登山者に親しまれてきた大滝山荘に立ち寄って休憩するのもいい。山荘からハイマツの尾根を少し登ると標高2,616mの大滝山北峰に着く。前方には蝶ケ岳や常念岳がより近く望めるようになる。そして東側には、山頂から伸びる尾根の先に鍋冠山が望める。安曇野の街並みも一望できる。大滝山南峰に劣らない360度のパノラマだ。
0035.jpg        常念岳を望む 北峰から少し北へ下ると、鍋冠山・小倉分岐に着く。鍋冠山へ下る尾根にはお花畑が広がっている。この分岐を右に分け、蝶ケ岳へ延びる尾根を北へ向かう。やがて樹林帯を抜け、ダケカンバの点在するお花畑、次いで池塘が点在する小さな草原に出る。休憩にちょうどいい。標高2,542mのピークを西側に巻いて鞍部に下ると、蝶ヶ岳山頂まで標高約200mの登り返しとなる。やがて、ハイマツやダケカンバの生い茂る道に変わり、蝶の雪形が現れるお花畑の斜面に出る。三股分岐を右に分け、ハイマツの中を抜けると蝶ケ岳ヒュッテ南側のキャンプ場に出る。

0029.jpg槍ヶ岳を望む

 左側のピークが標高2,677mの蝶ケ岳山頂だ。山頂からは槍・穂高連峰の大パノラマが広がる。そして360度の大展望が楽しめる。山頂北側に建つ赤い屋根の蝶ケ岳ヒュッテに向かう。

0050.jpg蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳

 本コースは長く、エスケプルートがない。行き交う登山者も少ないので、体力に自信のない人は、大滝山荘で泊まるとよい。大滝山荘は毎年7月20日から8月20日までの短期営業。利用の際は必ず確認を。大滝山荘から徳沢沿いに下る道は廃道になっている。

コースとタイム
一日目:上高地10:10/10:20~明神11:10徳本峠13:40【歩行2時間30分】
二日目:徳本峠6:50~大滝槍見9:20/9:45大滝山荘12:30~蝶ケ岳14:40【歩行7時間30分】
三日目:蝶ケ岳7:40~徳沢10:50/11:50上高地13:50

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