奥穂高岳&前穂高岳Ⅱ

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サイト更新日:2011-06-16

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登山日:2010/08/30~09/01

奥穂高岳

IMG_2836.jpg      奥穂の登り口 山荘を出て、右手に奥穂の登りの鎖場や、梯子を見る。一見、どこを登るのか初めての人はわからないかも知れないが、取り付いてみれば心配ない。ラッシュになることもあるので、時間の余裕は考えておきたい。高度感のある岩場を抜けると、砂礫の道。ここからしばらく急な登りで、落石や滑落に要注意。
0081.jpg      奇峰のジャンダルム やがて右側に奇峰のジャンダルム(前衛峰ジャンダルムの意)が見え、緩やかに頂上に向う道の岩は、安山岩で、踏むとカラカラと快い音がする。頂上のすぐ手前に、前穂・西穂への指導標がある。3190mの奥穂高岳山頂に到着する。
0087_2.jpg 山頂にはケルンの上に祠がまつられ、もう一方には方位盤が埋めこまれている。馬ノ背状の稜線の先にジャンダルムが大きく、その右側には笠ケ岳、さらに右手間近に涸沢岳、北穂高岳、槍ケ岳と3000m峰が連なり、常念岳や蝶ケ岳の稜線、遠くに浅間山、富士山、南アルプスといった展望が360度展開する。【穂高山荘~奥穂高岳約50分】

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槍ヶ岳・北穂     乗鞍・御岳      薬師岳

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奥穂高岳から紀美子平

0091.jpg     奇峰のジャンダルム 山頂での展望を楽しんだら、ジャンダルム方面に向かう西穂高岳への縦走路と別れて、南東に延びる吊尾根に向かう。石屑の道をペンキの印に従って下っていく。足下には岳沢から上高地にかけての広大な谷が広がっている。


0098.jpg   スラブ状の岩で30mのクサリ場 やがて指導標の立つ南稜ノ頭に出て、左に回りこむ。南稜には岩登りのための踏み跡があるが、そのまま進まないよう気をつけたい。いったん涸沢側に回りこみ、ふたたび岳沢側に入って岩溝のクサリ場を下る。さらに進むとスラブ状の岩に架かるクサリがあるので、それを頼りに下っていく。稜線の岳沢側に刻まれた道をたどり、ゆるやかに下る。
0101_2.jpg      前穂高から紀美子平に 稜線の小広い場所は休憩ポイントで、行く手の前穂高岳の岩蜂がどっしりした姿で待ち構えている。左手に涸沢側を見下ろす最低コルを過ぎ、稜線の岳沢側を巻いていく。稜線上を前穂高岳に登る分岐があるが、直接稜線を進む道は踏み跡程度しかない。ここは、しっかりした登山道の紀美子平から山頂を往復とする。
なだらかな道を進み、前穂高岳の西斜面を回りこんで、前方に見える紀美子平に向かう。足下に気をつけ、傾斜した滑りやすい一枚岩をトラバースしていくと紀美子平へ到着。前穂高岳へ往復する大勢の登山者が休憩するところで、足下には岳沢の斜面が広がっている。

0129.jpg紀美子平

紀美子平から前穂高岳

0115.jpg       前穂高の登り 小休止して、リュックをデボしてサブザックに水と雨具を入れて登る。前穂高岳へは岩場の急登が連続する。落石に注意してペンキの印をたどっていくと、岩屑におおわれた広い前穂高岳山頂に登りつく。槍・穂高周辺では唯一の一等三角点で、抜群の展望を誇る。山頂での展望を満喫して紀美子平に戻る。

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前穂高山頂  ガスがかジャンダルム   奥穂高

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紀美子平から岳沢

0134.jpg紀美子平からいきなりクサリ場 紀美子平から岳沢へ下る道は今田重太郎氏が拓いた道で重太郎新道の名が付いている。紀美子平からの出だしは急な逆層スラブの一枚岩の下りで、クサリを頼りに下りていく。急峻な岩場が続き、0140.jpg     ピークのハシゴ鞍部に出たらハシゴで登り返す。ハイマツにおおわれた尾根を進むとペンキで表記された雷鳥広場に出る。0141.jpg      雷鳥広場浮き石に気をつけながら尾根上を一気に下って、岳沢パノラマに出る。0145.jpg     岳沢パノラマ岳沢パノラマを過ぎると、傾斜した一枚岩に架かるクサリ場を下り、樹林帯に入っていく。樹林帯に入ってもなお急な下りが続く。2段ハシゴを下ってオタカラコウやオンタデのお花畑を横切り、岩が露出したカモシカの立場に出る。
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 長いハシゴを使って急な露岩帯を一気に下り、さらに連続する四角の切れ立った岩場を下りていく。ダケカンバ林のなかを九十九析りに下っていくとミヤマシシウドやトリカブトの咲く岳沢のお花畑の斜面に出る。季節ごとにいろいろな花が咲くお花畑を通り、岳沢沿いの河原をさらに下っていく。

0152.jpgお花畑と岳沢ヒュッテ

0156.jpg        岳沢ヒュッテ テント場の横を通過していくと、やがて岳沢を渡って岳沢ヒュッテに到着する。ここは、06年冬の雪崩により崩壊した岳沢ヒュッテが新しく建てられている。前穂高岳登山のベースとなっている。
 岳沢ヒュッテから石段を下って岳沢を渡り返し、沢に沿って左手の道を進む。
0159.jpg     天然クーラーの風穴 これまでとは打って変わったなだらかな下りで、小屋見峠を過ぎれば沢沿いから離れて樹林帯を進む。よく整備された石段を下り、石の問から冷たい空気か流れ出る天然クーラーの風穴に出る。
0163.jpg     雪崩による倒木 なおも樹林のなかをジグザグに下る。途中に雪崩による沢山の倒木が道をふさいでいるが倒木を乗り越えて進む。やがて傾斜がゆるくなると笹の生い茂る樹林帯となり、上高地の岳沢登山口に出る。ここから梓川右岸の遊歩道を歩き、河童橋を渡れば上高地バスターミナルは近い。

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一日目:上高地(9:18)→明神(10:12/10:17)→徳沢(11:13/11:52)→横尾(12:01)
二日目:横尾(5:00)→本谷橋(6:08/6:28)→涸沢(8:17/8:35)→ザイテン取付(10:20)→穂高山荘(11:58)
三日目:穂高山荘(4:50)→奥穂高岳(5:45/6:23)→紀美子平(8:07/8:30)→前穂高岳(9:00/9:15)→紀美子平(9:46/9:55)→雷鳥広場(10:13)→岳沢パノラマ(10:33)→カモシカ立場(11:13)→岳沢小屋(12:08/12:40)→風穴(13:51)→登山口(14:34)→上高地(14:55)





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