奥穂高・西穂高縦走Ⅰ

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サイト更新日:2011-06-16

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A000000.JPG   (馬の背とジャンダルム) 奥穂高岳から西穂高岳の縦走は2度目となる。転落や落石にそなえてヘルメットを持参するなど、準備も怠りなく、さっそくジャンダルムをめざすことにした。瓦を積み重ねたような斑岩の斜面を下り、馬ノ背のナイフエッジを慎重に下る。A0001_2.jpg       (馬ノ背)

文字どおり馬乗りになって下りたくなるような岩場の露出感と高度感は、まちがいなく大キレット「長谷川ピーク」の上をゆく。いちど下ってからロバの耳への登りかえしも、足もとがスッパリ切れ落ちた岩棚をトラバースしながら歩くため、緊張感は「飛騨泣き」以上だ。

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A0008_2.jpg   コブ尾根から見たジャンダルム ジャンダルムの頂へは直登を避け、いったん岳沢側を巻いてコブ尾根ノ頭から往復。一歩一歩、慎重に足場を選びながらジャンダルムの頂に立った。それにしても「ジャンダルム」とはいい名前だ。フランス語で「衛兵」の意味をもち、あたかも主峰を護るかのごとく屹立する岩場につけられたこの名称。
 山岳写真家たちが好んで被写体に選ぶこの奇怪な形の岩峰である。みごとなまでに何もないジャンダルムの山頂からは、360度の展望が楽しめた。とりわけ、ここから見た奥穂高の山体は、今にも崩れそうな岩の積み重ねで迫力満点だ。

004-03ジャンダルム山頂から.jpgジャンダルム頂から


006-02畳岩への上り途中のナイフリッジ (2).jpg   畳岩からの下り(途中のナイフリッジ)  山頂で展望を楽しんだのち、天狗のコルヘといっきに下る。コブ尾根ノ頭から天狗のコルまでは、この稜線でいちばん長くて急な下りとなる。天狗のコルに近づくと、あたりの岩が、それまでの灰褐色から赤褐色へと変わっていた。007-01天狗のコル .jpg      天狗のコル岩質はさらにモロくなり、落石にも充分な注意が必要になる。このコース中、唯一のエスケープ・ルートである天狗沢を左に見て、正面の岩場に取り付く。傾斜の強い鎖場を越え、さらにモロい岩場をたどって天狗ノ頭へ。天狗ノ頭は岩屑が積み重なった頂上。指導票が立っており、落ち着いて休憩が出来る。A0032.jpg  天狗ノ頭から間天のコルへの下り
 ここ天狗ノ頭から間天のコル(あいてんのこる)には逆層状のスラブの岩肌が見え、緊張する登路が続く。岩屑の折り重なった小ピークを越えて、クサリの架かる凹角のスラブ状岩場を登り上がる。高度感溢れる稜線を登っていくとペンキで表記された間ノ岳に出る。

A0037.jpg間ノ岳から前穂高岳

奥穂高岳から間ノ岳:所要時間4時間30分

map100.jpg※画像をクリックすると大きな画像で見れます。