松葉洞 815m

登山日 2008/3/16

■高賀山と蕪山の中間辺りの山で静かな山

■登山口

 登山口は岐阜県関市板取地内、板取街道の生老地内郵便局を通り過ぎ生老バス停手前の橋を右に渡ると廃校の校舎がある。その裏側に大道神社がありここが登山口である。ここには広場があり駐車が可能である。

■山行記

松葉洞

      登山口の大道神社

登山口の大道神社
小学校の廃校舎裏手の大道神社の左側が登山道となる。林の中を進むと小さな堰堤があり堰堤を越えて涸れ沢の中を少したどって行く。やがて右に水取り場がありここから右手の山に取り付く。
松葉洞
 
松葉洞

     倒木の登山道           ササと樹林
やがて、右からの登ってくる道と合わせる。雑木林や植林の下の溝状によく踏まれた道を登っていく。所々に赤い布目印があり確認しながら登る。
松葉洞

      左上の祠

登山口からしばらくで、小さな祠を道の左上に見る。さらに進むと道を左に二本分けるがこれらの道は植林用に開かれた道や枝道でこの先で一つに合わさる。標高約620m付近に石仏があり、明治丑申六月施主長屋長次郎と彫ってある。昔、峠越えの人が安全を祈って手を合わせて通る姿が浮かぶ。
松葉洞

        石仏

石仏の先は、登ってきた支尾根が細くなってくる。左側の山腹が伐採、植林されていて展望がひらけて、板取川をはさんでサンノウの高などの山並みが一望できる。
 

 

 
 
 
 
 
 
松葉洞

  サンノウの高などの山並み(峠から)

 ここから登山道は次第に左にトラバース気味に、山頂の方向から遠ざかるように登っていくようになる。ササで道も細く足元に注意が必要である
 峠に近づくと植林されたばかりで見晴らしが良い。峠に立つと吹き抜ける風が気持ちよい。峠から板取川沿いの集落が箱庭のように見える。
松葉洞
 
松葉洞

    細いトラバースの道            峠
 峠から松葉洞には右の尾根を踏み跡を適当に拾いながら登る。道というほどのものはないがササの背は低く適当に尾根筋を選んでいく。ちょっとした藪山の雰囲気は味わえる。
松葉洞

      峠から山頂に

東側は、植林で西側は、雑木林の明るい日を感じながら緩やかに登っていくと山頂である。山頂には、枯葉で埋もれた三角点がある。山頂付近は雑木林で見晴らしが悪い。南東には、木立の間から高賀山が形良く望まれる。
松葉洞

山頂


山岳マップ

>コース
●場所:岐阜県関市板取地内
●コース:大道神社登山口~山頂
      所要時間 登り2時間 下り 1時間10分

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3Dマップ
  
登山道断面図


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