国見岳・ハライド・青岳<ぶらり山旅>

国見岳(1,170m)・ハライド(908m)・青岳(1,065m)(鈴鹿)

 朝明から腰越谷を遡行してハライド・青岳・国見岳に。

undefined■登山日:09/11/26(晴)

登山口

三重県四日市市菰野町千草
 アクセス:東名阪自動車道の四日市ICから国道306号に入り朝明渓谷の道標を見て西に折れ、7キロ程走ると朝明ヒュッテ前の広い駐車場に着く。ここは有料駐車場で金額、500円である。

山行記

 御在所岳に寄添う様に、県境稜線上で競い立つ国見岳は、湯の山ルートとは逆に、北の朝明渓谷側から腰越谷(こしごえだに)を遡行して腰越峠(こしごえとうげ)に登り、峠の東に聳える『ハライド』を往復した後、尾根通しで県境路に出て、稜線上の『青岳』を経て『国見岳』へ登り、帰路に根の平峠へ降るコースを歩いた。岩道やヤセ尾根や深い溝道等、変化に富んだ道筋に、足を痛めない様に気を使うコースでもある。特に腰越谷は崩壊が各所であり落石と足下のスリップには十分な注意が必要でベテランとの同行をお勧めします。
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   駐車場から橋に          橋を渡る
 朝明ヒュッテ前の駐車場を出た所で見返り橋を渡り、その先の路地を左折する。橋を渡り朝明ヒュッテ本館の前から、舗装された林道を山手へ向う。

0010.jpg林道から山道に

0012.jpg    堰堤の木梯子で登りあがる しばらく林道を進むと山道に変って右側の谷へ近づき、河原へ出てゴーロ状の岩を踏んで沢中の遡行となる。腰越峠(こしごえとうげ)に向う谷は、堰堤が多く数分歩く毎に現われるので、その都度右や左に寄って堰堤を乗越える。(※08年9月2~3日の集中豪雨の爪痕を残している。いたるところで崩壊がありルートもはっきりしない。)

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急傾斜の沢のナメ岩       崩壊の岩を登る

0040.jpg  谷幅が挟まり両側の山肌と岩壁 堰堤の乗り越えを避ける巻き道もあるが途中で崩壊しており沢を一直線に詰める事となる。崩壊でゴーロ状の大きな岩が谷を埋めて、沢の遡行もコース取りに注意が必要である。堰堤が終ると谷幅が挟まり、両側の山肌に岩壁や崩壊が目立つ中を、岩を踏みながら登り詰める。


 登り詰めると、源頭になって谷が消え、低い笹と潅木帯に入った後の急登を登りきると大きなケルンの立つ腰越峠に着く。

0050.jpg腰越峠のケルン

0049_2.jpg 腰越峠の東に急傾斜で競り上がる岩峰がハライドで、展望の良い山頂ヘザックを置いて往復する。下から見上げると高度感があるが、潅木下から岩のザレ場に出る踏み跡があって、往復30分もあれば十分である。
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   ハライドの急斜面の登り       ハライド山頂

0058.jpgハライド山頂から向かう青岳・国見岳

0067.jpg      ヤセ尾根の急登 腰越峠に戻り西の尾根から県境稜線に向う。峠のすぐ先で湯の山(藤内小屋)へ降る分岐を分けると、岩や木の根の露出するヤセ尾根になる。尾根の様な山腹の様な、はっきりしない道筋の急登が続く。邪魔な枝は伐採され、踏み跡は歩き易く迷いそうな分岐もない。稜線部に近くなると、笹が現われ傾斜は緩くなる。



 左手のP1081ピークを巻き、尾根が広がってきて、二つ目の分岐で県境縦走路に出る。
0087.jpg        キノコ岩 県境縦走路に出る直前に右へ入る踏み跡があり、たどると平らな大岩があり、上にキノコ岩の奇岩が乗っている。ここも大展望が広がるので往復をする。戻って緩く笹の溝道を登って左に折れた所が、大岩の立並ぶ青岳山頂である。岩の間から伊勢平野の展望が開き、休憩に良い空地もある。

PB260058.JPG青岳山頂

0101.jpg     青岳から国見岳に向かう 青岳山頂で一息入れた後、西の登山道から国見岳へ向う。笹の道を降る間も無く登りに転じ、笹と樹林の中に良く踏まれた掘れた道が続き、最後に大きな岩の間を抜けると国見岳山頂に着く。

IMG_1502.JPG国見岳山頂の大岩

 山頂の大岩に立つと視界が開けて四日市の町から港方面の下界の光景が広がり高度感を覚える。(登山口から国見岳までの所要時間3時間40分)
 山頂で昼食をとった後に、山頂から少し(5分程度)御在所岳に向かって歩くと、右手奥に石門と呼ばれる奇岩があるので立ち寄って往復する。

0164.jpg不思議な石組みの石門         石門の上に

0136.jpg       県境三叉路 石門から戻り、大岩が並んで狭い国見岳の山頂から、来た道を戻って帰路につく。県境の三叉路まで戻り往路を離れ、直進して県境縦走路を根の平峠に向う。道はすぐに深く掘れた溝道の急降下となり、所々で大岩やザレ場を抜けていくが、一本道なので解り易い。

0138.jpg大岩

0150.jpg         根の平峠 途中に鎮座する家ほどもある花崗岩が見ものだ。中程に来ると右手に谷を挟んで高い尾根が現われる。ザレた溝道やツツジ科の茂る笹道を降るうちに、笹が深くなった後、大きな標柱が立ち、踏み跡が四方に交差する根の平峠に着く。


0152.jpg       伊勢谷の渡渉 峠から朝明に降る道は、涸れ沢の様な岩の多い道を、足元に注意しながら下りて沢に着き、堰堤を巻きながら沢沿いから林道を歩き、伊勢谷小屋の上で車道の分岐に出る。分岐から車道をゆっくり歩いて、駐車場迄僅かである。(水晶岳下山を参照されたい)

0014.jpg腰越谷から釈迦ヶ岳
0001.jpg朝明の麓から御在所・国見岳

※注意:腰越谷ルートの沢遡行は崩壊によるガラ場が多く足もとや落石に注意が必要。ルートのマーカーなどもハッキリせず熟練者の同行をお勧めします。


コースと時間
登山口P(8:33)→沢入口(8:37)→堰堤ハシゴ(8:51)→なめ滝(8:59)→巻道登り(9:05)→沢終り(ラムネ岩)(9:54)→腰越峠(10:04/10:09)→ハライド(10:21/10:29)→腰越峠(10:39/10:45)→藤内小屋分岐(11:20)→展望岩分岐(10:38)→きのこ岩(11:41/11:48)→県境分岐(11:50)→青岳(11:54/11:56)→国見岳(12:12/13:03)→青岳(13:15)→県境分岐(13:18)→大岩(13:25)→根の平峠(13:58/14:03)→山望荘(14:45)→登山口P(15:05)

map103.jpg※画像をクリックすると大き画像で見れます。

danmen.jpg※画像をクリックすると大きな画像で見れます。