南木曽岳(1677m)は、日本三百名山の一座。深い木曽谷につつまれて山容は、急峻で原生林に覆われた山。

2018/05/23

登山口

 登山口の林道終点手前に案内板かあるので登山道を確認出来る。登山道の案内に従っていくと登山道が始まる。このわずか先で右手に男滝(おたき)、女滝(めたき)への遊歩道の分岐があり下山後によるとして先に進むと東屋がある。樹林の中をさらに進むと林道と出会いしばらく林道を行く。

登山道に入る

東屋

登山口

 東屋から樹林の中をさらに進むと林道と出会いしばらく林道を行く。右に大きく曲がるところで道標があり林道と分かれ左折して登山道に入る。木の橋を渡ると分岐に出る。左登山道・右下山道と書かれた指導標が立つ。

板橋

登下山の分岐

金時の洞窟

 登下山分岐を左に入り、谷筋につけられた道を進む、かつては滝だったのではないかと思えるような大きな岩を眺めての登行。金時の洞窟を越えていく。

金時の洞窟

カラマツ林

コウヤマ木

 やがて喉ノ滝を過ぎていく。この辺りから上部にかけて、木曽五木のひとつ、コウヤマ木の巨木が林立し、木曽谷きっての群生地となっている。

喉の滝

木道

つづら折に登る

 ここからは左の尾根に入り、原生林の中のつづら折れの急登が続く。岩に巻き付く樹木の生命力はすごい。背中が汗ばむころ左右が切れ落ちた岩場に出る。

生命力のある樹木

岩場の核心部

岩場にへつっての木道

 以前は鎖を頼りに岩を乗り越えていましたが現在は岩場を巻いて上がるように木道が作られているので安全に登ることが出来る。さらにカブト岩まで急斜面が連続する。

大岩の横を行く

カブト岩

アカヤシオ

 呼吸が苦しい区間が続く。カプト岩辺りから先は、アカヤシオが迎えてくれる。木ハシゴ階段がところどころに設置してある。斜度かゆるくなると南木曽岳山頂は近い。

ハシゴの登り

岩場を乗り越えていく

南木曽岳山頂

 山頂は樹林の中で展望は望めないが、下山道方面に少し進んだ辺りから大展望が間けてくる。見晴台もある。ここからは、御岳、乗鞍岳、などが望める。

見晴らし台への木梯子

見晴らし台の大岩から御岳

見晴らし台から御岳・乗鞍岳

大自然の庭園か広がる

 南木曽嶽山大神の石碑か立つ大岩や、ツガの枯木、花崗岩の風化した大きな白い石、それにクマザサが絶妙に組合わさって、実にすばらしい大自然の庭園か広がる。ピーク1650の展望は、息を呑む見事な景観です。

ピーク1650展望地へ

ピーク1650展望地から

展望地から中央アルプス連峰
展望地から中央アルプス連峰
大自然の庭園か広がる山域

ピーク1670

 展望台広場からは、下山道の指導標にしたがって下る。ピーク1670を巻いて、御岳の展望を楽しんで下ると摩利支天大神の分岐に着く。摩利支天に立ち寄って途中南アルプスの展望を楽しむ。

遠くに御岳

摩利支天の岩

摩利支天から南アルプス
摩利支天から南アルプス
 摩利支天分岐から右に回りササ道を標差90mほど下ると見晴らし台があり立ち寄る。木道の岩場を抜けると絶景が広がる。南に恵那山が眺められ、後方には摩利支天の奇岩が見える。

見晴らし台への岩場

見晴らし台から摩利支天

見晴らし台から恵那山

急傾斜の木段

 見晴らし台から戻り、ここからも一気に木段を下降する急峻な道となっている。見晴らし台から登りの分岐まで、距離1㎞ほど標差400mを下ります。その後はなだらかな下りで東屋に着く。

ログハウス方面に向かう

東屋に下山

男滝

東屋から登山口へ100mほど行くと分岐があり沢まで進むと滝に出会う。登山お疲れを五あしてくれます。

女滝

■ルートマップ

 
所要時間
登山口(7:45)→登下山分岐(8:14)→岩場(8:55)→山頂(9:35)→屋展望台広場(9:50)→摩利支天(10:15)→登下山分岐(11:00)→東屋(11:25)→男滝(11:40)→登山口(11:55)