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上高地~奥穂高岳~前穂高岳
上高地
上高地・梓川 槍ガ岳や穂高の雪渓から滴り落ちる清らかな水を集めて滝のように流れ落ちてきた梓川は、上高地に来てはじめてその水勢をゆるめ、白樺やカラマツや化粧柳の茂った谷あいをしばし憩うかのように静かな瀬音をたてて流れる。
明神池のほとり
明神岳から押し出した岩石が梓川をせきとめてできたもの。河童橋から約一時間、道もいいし静かな林間の逍遙もまた楽しいものだ。嘉門治小屋での岩魚はまた格別です。
【上高地~明神まで約1時間】
徳沢の牧歌
徳沢 上高地プロムナードの終点は、まず徳沢とみていい。大滝山から流れてくる徳沢と梓川との出合いに開かれた細長い盆地 で、徳沢は戦前には南安曇郡の牛馬が徳本峠を越えてきて、夏から秋までこの盆地に放牧され、牧場小屋もあつたとのこと。徳沢牧場は昔の夢となったが、今では上高地から追いあげられてきた山男の牧場と化し牧舎は近代的な山小屋に変った。
【上高地~徳沢まで約2時間】
新村橋
徳沢から横尾への道に入って行くと、梓川にかかる木の吊橋がある。この地をこよなく愛しながら、交通事故で一命を落とされた新村さんをしのんで造られた新村橋である。ここから奥又白池への道にも通ずる。
横 尾
横尾 上高地、蝶ガ岳、槍沢、涸沢へと十字に分岐する横尾は、ハイカーやクライマーにとって好条件のベースだ。横尾山荘の前から屏風岩を見て槍沢の立派な橋を渡る。道はツガの樹林帯の中をなだらかに横尾谷へ入る。
【上高地~横尾まで約3時間】
屏風岩
屏風岩 岸壁部約600メートルのほぼ全貌を眺められる。足元から見上げるようにそそりたち、なかなかの壮観である。
本谷橋
横尾の岩小屋を過ぎると、しばらくは樹杯帯、やがて横尾本谷と沢の分岐にかかる本谷橋に出る。本谷橋で涸沢へ入ると俄然道は急になり、ジグザグに歩いても息の切れることはなはだしい。しかしこんな道が涸沢のカールまでつづくわけではなく、再びゆるやかな登りとなる。
【横尾~本谷橋約1時間20分】
涸 沢

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涸 沢
今宵のねぐら。鋭い峰々を前に、午後の日を浴びながらスケッチをしている風情など、ちょっと日本離れのした感じがある。シーズン中は、咲き乱れる花の中に赤、黄、青、白と色とりどりのテントが張られ、清いせせらぎや残雪など明るい夏山の楽しさが結晶しているようだ。ゆっくりと涸沢の午後を満喫しよう。
【横尾~涸沢まで約3時間】
ザイテングラード
ザイテングラード ザイテングラード(ドイツ語、側稜の意)をたどるこのコースは、穂高岳の中で一番ポピュラーなルート。涸沢ヒュッテから石畳のカールを抜けるのも涸沢小屋からハイマツの中を登って台地に出るのも、同じ合流点に着いてザイテンの取り付きに向かう。取り付き点付近までちょ
穂高山荘っとした急な登りでザイテングラードの末端テラスだ。まわりはお花畑やカール全体を眺めるのに絶好の場所。ここからは岩場とガレ場が急な登りとなって連続している。一歩一歩で高度が高くなるのが、周囲の山形からわかる。尾根に出て山荘が近づいてくるところで、砂礫の急な登りとなる。残雪が夏の遅くまで残ることもある。山荘が近いのだが、結構きつい。石積みの右側へゆるやかにトラバースすれば、穂高山荘前のテラスに出る。
【涸沢~穂高山荘まで約2時間30分】
奥穂高岳
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山荘前のハシゴ 奥穂への道
山荘を出て,右手に奥穂の登りの鎖場や,梯子を見る。一見,どこを登るのか初めての人はわからないかも知れないが,取り付いてみれば心配ない。ラッシュになることもあるので,時間の余裕は考えておきたい。高度感のある岩場を抜けると,砂礫の道。ここからしばらく急な登りで,落石や滑落に要注意。やがて右側に奇峰のジャンダルム(前衛峰
ジャンダルムの意)が見え,緩やかに頂上に向う道の岩は,安山岩で,踏むとカラカラと快い音がする。頂上のすぐ手前に,前穂・西穂への指導標がある。頂上の展望盤のすぐ東側にある頂上より高い石積は,今田重太郎氏が生前,南アルプスの北岳より標高を高くしようと積み上げたものである。日本第3位の高峰,北アルプスの最高峰である。ゆっくり休憩。

【穂高山荘~奥穂高岳まで約50分】
吊尾根・前穂高岳
30mのクサリ場 頂上のすぐ南下にやや広いテラスがある。そこからしばらくして、砂礫の道がすぽっと切れて涸沢側に入る。吊尾根の道は、奥穂高岳南稜の頭で-度個沢側に入り込む他は、殆ど岳沢側に付けられたやや下降気味の道です。南稜の頭を過ぎ、30m程の鎖場を過ぎて、道は平坦になりハイ松が岳沢の斜面を埋め、花畑が涸沢側にある。やがて白いガレのコルに着く。休憩によい所だ。この先に最低コルがあり、以前はコルから吊尾根の稜線上を登りあがったが、今はこのルートは一般登山者には利用されず、コルから右へのトラバ-スルートを行く。
岩場を慎重に やや緩やかに下り気味だが、落石、足場に注意して歩きたい。前方に紀美子平が見えて来て、頭上は岩ばかりが天に突き上げている。歩きよい道を少し登って紀美子平た。適当な休憩地で、多勢の登山者で賑わう時もある。前穂頂上へは指導標に沿って直登する。白い岩肌,砂礫の道で足下が不安定だから急がすに

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紀美子平 前穂への登り
登る。ひたすら登って紀美子平も見えなくなり、やや登りやすくなると南北に長い頂上に出る。西穂から奥穂の稜線の眺めが素晴らしい。撮影には足下に注意。

【奥穂高岳~前穂高岳まで約2時間10分】
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