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■鎌ヶ岳ニゴリ谷ルート

登山日:2016/05/21

山行記

鎌ヶ岳の登山道は、三重県側(湯の山・宮妻)の他に滋賀県側から登る幾つかのルートがある。その一つがニゴリ谷道で、鈴鹿スカイラインを武平峠から西へ降った稲ヶ谷(雨乞岳登山口)近くで、国道沿いの松尾川との出合から谷を遡行して山頂直下から岳峠へ出るコースです。

鎌ヶ岳を西から眺めると、樹林のない岩肌の三角錐を見せているが、ニゴリ谷も中流付近から岩が散乱し始め、源流に近ずくと累々と岩を敷詰めたゴーロ帯となって、そのすごさに驚嘆させられる。(昭和19年の南海・東海大地震の際に崩壊したそうである)山頂直下の大ガレを眺めながら、岳峠から登った後は、帰路は疲労度・緊張度の和らぐ県境縦走路から武平峠回りの周回をとりたい。但し登山口迄車道を歩くと1時間程は必要なので、下山□(武平峠)へも置車出来れば便利です。

鈴鹿スカイラインの武平トンネルから、西へ3キロ余下って道が大きく左へ曲る角に、雨乞岳の稲ヶ谷登山□がある、ここに車を置いて歩き始める。登山道の入口が少し解りにくいが、道路をさらに80mほど下った所のガードレールを覗くと手作りの三段木梯子が掛けられている。ここから松尾川に降りて稲ヶ谷の沢を渡る。

稲ヶ谷の沢を渡って松尾川の右岸に沿って遡行すると堰堤があるがやり過ごして5分、松山谷とニゴリ谷を合わせる河原に出る。そのまま先へ進むと、誘い込まれるように松山谷へ入ってしまうので注意したい。下りやすい所からニゴリ谷の右岸台地に移る。

松山谷との分岐を右に折れて沢沿いの道になるが、沢の遡行は明瞭な踏み跡がないので、沢中の岩を越えたり巻道を探したり、注意力や判断力が問われるが、歩き始めて1時間程で、右にロクロ谷の分岐に出る。



右にロクロ谷の分岐を過ぎた辺りから、周囲に岩の散乱が目立つ様になる。岩は源流に近ずくにつれて大きく密になり、踏み跡も益々不明瞭になるが、谷を挟んだ尾根の山腹が、V字状に切れ込んでいるので、方向自体を間違えることはない。

ここロクロ谷出会からニゴリ谷を渡渉を繰り返しながら遡行していくと左手に見事な段滝があり沢は滑岩を沢水が流れて癒しの場所です。


さらに進むと右手に何本かの沢との出会いがあり中には見事な渓流滝もある。

渓流滝からさらに源流を登ると今度は左に落差20mほどの直滝が見られた。

直滝を過ぎると源流も近くになりやがて源流となり、沢に入って初めて鎌ヶ岳の荒々しい頂きを見ることができる。

疲れもシャクナゲの花やイワカガミの花が癒してくれる。

ここから岳峠までごろ状の急登で標高200mほどを直登となる。砂礫もあり足を取られ浮石で崩れやい。息を切らせて右へ左へとトラバースしながら登り、ポッと岳峠にでる。

岳峠を左に折れて山頂に向かう。垂直に立ち上がる岩壁の下に出て岩の間を乗り越え急登して鎌ヶ岳に着く。

360度の展望に息を呑む。南に鎌尾根から水沢、人道へ。東に雲母峰、北に御在所、雨乞、遠く伊勢湾と大展望が堪能できる。下りは武平峠ヘ下る。

■ルート所要時間
登山口→(0:35)→松山谷出会→(0:50)→ロクロ谷出会→(1:00)→渓流滝出会→(1:00)→岳峠→(0:20)→鎌ヶ岳山頂