Mountain climbing report  登山日:2015/11/01

アクセス

 志賀バイパスの比良ランプを降りて県道322号線を北西方面の北比良に向かう。いイン谷口の北比良1156番地先が登山口となる。(トイレ・駐車場有)

イン谷口ルート

武奈ヶ岳は盟主にふさわしい風格を備えている。そんな武奈ヶ岳へ登るには、正面谷から訪れるのが筋かもしれない。

      旧管理事務所前                 登山口前駐車場

        正面谷分岐前大山口先で正面谷とイン谷が分かれるイン谷口バス停の店の前から左の道を選び、正面谷へ向かう、ゆるやかな広い道が、前方に威圧的なガレ場を見せ、スカイラインを描く金糞峠へまっすぐ続いている。急峻なガレ場先の金糞峠を仰ぐ。


正面谷のガレ場

           金糞峠
左岸から尾根へ向かう北比良峠への道を右に見送り、金糞峠へ進む。道は狭く傾斜を増し、左右にガレが接近し、落石を危惧させる。ここは一気に金糞峠へ。


          金草峠から琵琶湖を望む釈迦岳から蓬莱山への縦走路が通る狭い鞍部から振り返ると、いま登ってきた道を眼下に、はるか琵琶湖が銀盆の輝きを見せる。峠を下り、八雲ヶ原分岐を左にすれば、幾度か小沢を絡む道。ここの分岐あたりは庭園のようでとても癒される場所だ。

八雲ヶ原分岐

          コヤマノ岳小沢を絡む道をしばらく進むと小さな中峠へ着く、直進すれば奥の深谷源流部を渡り、ワサビ峠経由で西南稜から武奈ヶ岳。右へ登れば、コヤマノ岳(鈴ガ岳)を踏んで武奈ヶ岳へ至る。中峠から右に折れてコヤマノ岳に向かう。コヤマノ岳は標識があるがどこが山頂かわからないほどのっぺりとしている。






      白滝谷に至る                   武奈ヶ岳山頂
         白滝谷に至る沢筋
コヤマノ岳から少し下り八雲ヶ原の分岐を左に分けて周囲に遮るもののない尾根に、景色を楽しみ辿れば武奈ヶ岳の山頂に着く。
山頂からは北陸の山々も眺められる大展望が得られる。

山頂から琵琶湖方面の眺望

         下山で紅葉を楽しむ山頂で展望を楽しんだ後、東へ下り、八雲ガ原へでる。初夏にはシャクナゲが咲き、モリアオガエルか生息する湿原、冬はスキーゲレンデと季節により景観を変える魅カ的な場所です。休息には最適の場所です。

八雲ガ原の湿原

           北比良峠八雲ガ原から左の尾根をゆけば北比良峠にでる。砂岩の急斜面を下り、ダケ道を通りカモシカ台からさらに右に下ると正面谷の沢に出て渡渉すると登りの分岐に出る。


正面谷の沢の分岐に下山

※マップをクリックで大きな画像で見れます。

登山口P→(1:40)→金草峠→(0:40)→中峠→(0:40)→ コヤマノ岳→(0:35)→山頂
山頂→(0:45)→八雲ヶ原→(0:30)→北比良峠→(1:00)→登山口P