錫杖ヶ岳 676m

■登山日 2009/07/09

登山口アクセス
 伊勢道路の芸濃ICから42号線に入り三重県芸濃町河内地内の安濃ダム、錫杖湖ふれあい公園の錫杖湖水荘前を通り800mぐらい安濃川に沿って進むと白い橋があり、その橋を過ぎると道路沿いに数台駐車可能のスペースがあ。ここから登山口まで歩くこととなる。

■山行記
 錫杖ヶ岳は南北に長い布引山地の北端にあってひときわ目だつ鋭峰をもっている。駐車場から北に少し行くと安濃川に架かる橋があり左に渡りすぐに右に折れて川沿いに進むと大きな案内の看板がある。山頂へは下之垣内からの東西2本のコースがあり左回りで周回することとした。

    安濃川に架かる橋          登山口
 

         岩床の沢

 大きな登山口看板から沢沿いの林道に入る。この林道は20分ほどで小滝にぶつかって終わるが、その手前で左側の山道に入る。山道はよく整備され区切りの番号と距離の案内があり迷うことはない。しばらく登ると岩床の沢を渡ると少しずつ急登となってくる。

植林の登山道

      小雀ノ頭の分岐

 杉から桧の植林となり、小尾根に上がる。T字路になっていて、右へ行けば小雀ノ頭を経て関町福徳にいたる。左をとって少し下り、また木の根が露わになった斜面を急登して、次の尾根に上がる。尾根の左は植林、右は自然林で、林床にササが目立つようになる。そのササ原を刈りとってベンチが置かれている。眺望はきかないが、尾根渡りの風が心地よい休憩所だ。
 

   木の根が露わになった斜面

 右の木の間越しに頂上が少し見えてくるとコース分岐となり、左から下之垣内西コースの道が上がってくる。復路にこれをとると周回できる。急登の階段を上がりきると、少しの間、幅の狭い水平道となる。

 
 

        頂上手前の東屋


 頂上手前に東屋があるので立ち寄ってみる。南東から南西にかけて展望が開けている。安濃ダムによってできた錫杖湖、経ガ峰、青山高原とその主峰笠取山などが見える。

       大岩のある山頂


 東屋から1、2分行くと左から加太道を合わせて明るい錫杖ヶ岳山頂となる。東から南の山々はもちろん、鈴鹿山脈のほとんどの山を眺めることができる。676mの山にしてこれほどの眺望を得られるのに大感激である。

山頂

見下ろす錫杖湖

遠謀は経ガ峰方面

 
 
下山は少し戻って、コース分岐から先に確認した西コースをとって登山口のある本法寺を目指す。
 


●場所:三重県芸濃町河内
●コース:駐車場(9:21)→東登山口(9:25)→林道別れ(9:39)→尾根出合(10:12/10:18)→西登山道分岐(10:46)→山頂(10:57/11:51)→西登山道分岐(12:02)→最初の沢渡り(12:33)→No30,31鉄塔(12:49)→本法寺登山口(12:58)→駐車場(13:01)

 

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