汾陽寺山&権現岳 620m・516m

■登山日 2010/03/11

アクセス

 東海環状自動車道の関広見ICから418号線を北上して武芸川に沿って武芸川町谷口地内の新桜橋信号を北に右折して59号線を進むと汾陽寺前バス停から左に入ると汾陽寺となる。途中の道路脇の広い場所に駐車。


        汾陽寺山P

 汾陽寺山から権現山の周回コースは沿面距離 9.1kmで累積標高差が912mと体力が要る中級者向けコースです。登山開始は駐車位置から登山口まで道が不明瞭のため汾陽寺前バス停まで戻ったほうがよい。バス停から59号線の車道を北に進みS字カーブを曲がり終えたところの道路左側に階段状の登山口が有る。ここは汾陽寺山から延びる支尾根下部にあたる。


    階段状の登山口         コシダの登山道 

  陽気に誘われ咲くミツバツツジ


 階段状の登山口から支尾根に沿って登るが登山道があまり踏まれておらず尾根を外さないようにコシダの茂る尾根を登る。潅木の中のミツバツツジが、はや咲き始めている。

         最後の急登

 標高290あたりから支尾根が左にそれてすぐに右方向の汾陽寺山に直登する。道も急登で不明瞭なところが多いが歩きやすいところを選んで登る。この当たりは傾斜もきつい。一気に登りあがると汾陽寺山に着く。

 山頂は立ち木で見晴らしはよくない樹間から向かう権現山が望むことができる。

汾陽寺山山頂から


   よく踏まれた登山道    見晴らしの良い鉄塔
 汾陽寺山から権現山には一旦、寺尾ヶ原千本桜の車道まで下りて権現山に登ることになる。汾陽寺山から北東にはよく踏まれた道を進む。紅葉滝の分岐と分けてすぐに見晴らしのよい鉄塔に出る。北方面には高賀山、蕪山、その奥に白山方面の山が望める。また北西には舟伏山が望める。

高賀山方面の展望


   寺尾ヶ原千本桜に下りる      ふれあいはし
 鉄塔からしばらくマツの多い樹林帯を進むと寺尾ヶ原千本桜駐車場に向かってジグザグに下っていく。下りたところが寺尾ヶ原千本桜駐車場でありここにはトイレも有る。 権現山には車道を北に進み駐車場手前の「ふれあいはし」を渡る。

        権現山への道


 「ふれあいはし」を渡ったすぐに左に入ると鉄塔巡視路の標識があり南東方向に進む。しばらく笹の中の緩やかな道を小沢沿いに沿って行く。やがて支尾根に取り付く。


 足下に咲くショウジョウバカマ   鞍部に行く急な道
 足下に紫の花をつけたショウジョウバカマの群生している急な道を登る。炭焼き釜の跡を見て小沢を二つほどまたいで行く。やがて大きく右にトラバースして行く。

    見晴らしの良い鉄塔下


 
 トラバースしていくと開けた鉄塔(106)に出る。北から西方面の展望が良い。能郷白山や滝波山方面は白く天気も雪模様である。休憩には展望もよくここで昼食をとる。

鉄塔からの高賀山方面の眺望

       権現山山頂

 休憩後、ここ鉄塔から尾根に登りあがると左に鉄塔、右に権現山となる。権現山は立ち木で見晴らしがなく左の鉄塔に立ち寄り見晴らしを楽しんだ後に権現山に行くと良い。山頂には祠があるりちょっとした広場となっている。休憩にはよいが、眺望はない。

見晴らしの良い尾根

 権現山から来た道を少し戻るとすぐに右に分ける道があり植林の中を南に下りる。この道は支尾根の道で見晴らしはよいが、この尾根は曲がりくねって目まぐるしく方向を変えている。最初の鉄塔(448)から次の鉄塔(449)には大きく右に弧を描いて曲がっている。鉄塔ごとに地図を確認をすると良い。

一つ目の鉄塔から

 二つ目の鉄塔を過ぎてP316からふみあとに沿って尾根を一気に下りて鉄塔(450)を過ぎていくと洞地内の車道に出る。車道からは汾陽寺までは車道を通る。

洞地内の車道に下山


■コースとタイム
登山口(9:20)→汾陽寺山(10:20/10:25)→165鉄塔(10:36)→166鉄塔(10:58)→寺尾口&権現山登山口(11:08/11:18)→106鉄塔(11:53/12:31)昼食→107鉄塔(12:45)→権現山頂(12:53/13:00)→448鉄塔(13:16)→449鉄塔(13:35)→450鉄塔(13:55/14:14)コーヒータイム→洞登山口下山(14:23)→汾陽寺P(14:43)


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