京都市左京区高野川沿いから比叡山のスケッチ 

元三大師道

黒谷越で無動寺谷へトレッキング

 黒谷は比叡山の中でも修行の場所と言われ、俗世と関わりを断ち切る隠遁の地として知られていた。古の参詣道(元三大師道)で京都市左京区八瀬秋元町から黒谷越、そして無動寺谷の叡山の清閑な魅力を探訪。

・登山口(ふるさと前)バス停から北にすぐ「横川・元三大師」の石碑があり、そこから山の尾根に取り付く。
 

 スケッチ・niwa

 登山口(バス停)から道路東側に「横川・元三大師」の石碑があり、ここから1.2㎞程進むと、「べんてつ観音」のある分岐に着く。右は黒谷道、左は横川への道で、右の黒谷道に入る。

横川と黒谷越の分岐・「べんてつ観音」が祭られています

 参詣道は明瞭で「べんてつ観音」から植林帯を800mほど標差190mぐらい尾根と山腹を登ると清龍寺に着く。参詣道には、一丁、二丁の石柱があり十四丁が青龍寺となる。

ひっそりとたたずむ青龍寺

 青龍寺の開基は天台座主 慈恵大師良源と伝えられる。境内に法然上人の像が建立されている。法然上人が25年に亘り修行究学された聖地として、法然上人二十五霊場の特別霊場に指定されています。境内にたたずむとあたりの静けさに心が癒やされます。
 

 スケッチ・niwa

報恩蔵(青龍寺)

 
  このお堂は、法然上人が一切経を披閲すること5回に及んで閲読された故地です。法然上人が安置され、一部経典もあるとされている。

祈りの道

 青龍寺を出て石階段(数えたら256段ほど)のぼる。参詣道わきに一石五輪塔・小さな石仏が不規則に並んでいる。自然に囲まれ静寂な魅力を思う。
 
 スケッチ・niwa

浄泉院

西塔の分岐

峰道の出会

にない堂の常行堂と法華堂

 向かって右側の法華堂と左側の常行堂が渡り廊下で結ばれていている。この渡り廊下を「にない棒」に見立て武蔵坊弁慶が肩で担ぎ上げたという逸話から「にない堂」と呼ばれているそうです。
 
 スケッチ・niwa

無動寺谷

 無動寺谷は、比叡山の中腹(標高550m)にあり、坂本ケーブルの延暦寺駅の南に位置している。また、無動寺谷は、回峯行者の拠点であり不動信仰の谷でもある。
 
 スケッチ・niwa

無動寺明王堂
 無動寺谷明王堂は比叡山を象徴する修行、千日回峰行の拠点。歩く総距離は4万キロ。途中およそ300箇所で礼拝をする。
大乗院
 東塔の根本中堂から徒歩で約30分。無動谷の下りの山道が続き、周囲を深い木々で囲まれた大乗院。親鸞聖人は出家された後、最初に無動寺谷大乗院で勉学されたと伝えられています。
 

スケッチ・niwa

大乗院

  • 苗名滝
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  • 笹ヶ峰・夢見平
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