モンデウス飛騨位山スノーパークから

 位山は古代から天皇降臨伝説の霊山として崇められてきた山。隣の船山、川上岳を含めて、昔から三名山といわれている。そして山そのものが、麓の宮村にある飛騨一宮本無神社の御神体になっている。モンデウス飛騨位山スノーパークからの登山です。
登山日:02/02

モンデウス飛騨位山スノーパーク

御岳山の眺望

  モンデウスセンターハウスからクワッドリフトを利用して終点まで上がる。リフトの終点からの眺望はすばらしく、眼下に宮村、高山市、その上に北アルプスの山並みが広がり絶景が望める。この時期の積雪は100㎝を越えている。

北ア大パノラマ

 笠ヶ岳・黒部五郎岳の山波展望!!

北ア大パノラマ

 笠ヶ岳・黒部五郎岳の山波展望!!

雲海に浮かぶ黒部五郎岳

クワッドリフト終点登り口

六稜の岩

 リフト終点から広葉樹の中の尾根道になり、少し登ると木がまばらとなり小ピークあたりからは再び樹間からの眺望が開ける。この小ピークから、山頂までは、森林の中を歩くことになり、視界はよくない。

モンデウス飛騨位山スノーパーク

樹間から乗鞍岳

 やがてヒノキ林の中で標高1325あたりから道は尾根の左を巻いている。コース上のところどころに大きい岩があり、それぞれ名前がつけられているので目安となる。

畳岩

樹林帯

尻立岩

 雪をかぶったダケカンバ、イヌツゲが現れ、畳岩を通り広い尾根上にのP1379に出る。そして、尻立岩など大きい岩のある場所に出る。

シラビソの樹氷

御神楽岩

雪深くなる

 雪をかぶったシラビソが美しさを醸し出している。御神楽岩、そして間もなく天ノ岩戸(御魂岩)という、昔から人々に崇められてきた大きい岩のある場所に出る。

シラビソの樹氷

 御神楽岩から天ノ岩戸を過ぎると地形は平らで、方角がわかりにくいが、標識があるので、帰りのためによく覚えておく。ダナ平林道からの道もここで合流する。山頂へは天ノ岩戸の裏をたどる。

鏡岩

御魂岩

樹氷の満開

 樹氷に癒され、スノー・トレッキングの醍醐味が堪能できる稜線です。

御岳山の眺望

 天ノ岩戸の裏を抜けて、やがて広々とした雪原に出る。サラサドウダンの群生も雪に埋もれているので、山頂の方角を誤らないように進む。しばし雪原の美しさに見入る。

御岳山の眺望

 御岳の大絶景がお出迎え!!

位山山頂

白山方面

 山頂の西方面に視界が開け、白山連峰が一望できるはずが今日はあいにくの雲で望めなかった。山頂あたりは150㎝位の積雪。登山者が少ないのかトレースがなく天候が悪い時には要注意です。

絶景を満喫する

 雪をまとった美しく、果てしなく広がる北アルプスの峰々が目に眩しい。どこまでも広く美しく素晴らしい雪山です。

 

リフト頂上から乗鞍連峰

リフト頂上から乗鞍連峰

■コースタイム

センターハウス~リフト終点→(0:10)→P1233→(0:15)→御手洗岩→(0:35)→P1379→(0:30)→P1456→(0:30)→ 御魂岩→(0:20)→山頂
山頂→(0:45)→P1379→(0:30)→リフト終点→(0:15)→センターハウス