
清流長良川の畔、旧郡上街道沿いには多くの名所、旧跡が残り、街道を散策すると安らぎのひと時を味わえる。今回は、美濃市立花地区探訪と高山登山。立花地区には、六角堂、湯之洞水路橋はじめ登録文化財の長良川発電所、などの見どころもある。



長良川鉄道の湯之洞温泉口駅は山間の無人駅です。こじんまりした駅舎が建ち、そこには旅人を迎えるアットホームな雰囲気が広がります。国道156号線を北進して県道324号線に入る。入口にのぼり旗はありここから15分ぐらいで滝のある清水不動明王に着く。


保木脇地内清水不動明王への入口

清水不動明王への分岐

池を左に入る


清水不動明王にある「不動の滝」は、美濃市保木脇地内の長良川左岸の恵通谷の一つ西の沢の上流部にかかる落差11mの滝です。


亀石

県道324号線の長良川左岸には奇岩か点在している。その岩には、それぞれの名前がつけられておりウウォッチングするのも楽しいです。
お姫井戸

ひょうたん岩


長良川発電所は、明治43年当時の名古屋電燈株式会社により建設され、赤いレンガ造りのモダンな建物。建設当時の姿をそのまま今に残しているレンガ造りの本館建物・正門および外塀は、近代化遺産としての価値が認められ、平成12年に登録有形文化財になりました。


立花橋・右岸に渡り長良川発電所へ

立花橋から長良川の激流


明治43年当時の名古屋電燈(株)

展示されている水車と発電機

赤レンガ造りのモダンな建物

湯之洞水路橋

長良川発電所の導水路に設けられた、煉瓦造の5連アーチ構造の水路橋。シンプルなデザインながら、イギリス積みの赤煉瓦が美しく、登録文化財に指定され、現在も使われている。
湯之洞水路橋水路

湯之洞水路橋水路

立花 六角堂

昔ばなし

立花 六角堂

昔ばなし
















長良川鉄道 北濃行

高架下地蔵坂峠入口

旧郡上街道を地蔵峠へ

立花 六角堂

昔から立花六角堂として有名なこのお堂。村の繁昌と旅人の安全を守る地蔵堂であった。美濃市内最古の建築といわれ、国の重要文化財として指定されている。

六角堂から立花地区と長良川を見下ろす
尾根上の鉄塔

母野洞方面への分岐

高山山頂 504m


遠望に御岳山


約800年前、比叡山の僧覚阿が巡錫の途でこの付近の景色が中国の廬山に似ているとのことで、廬山大悲院という名の寺を建立したのがはじまりとされている。山上にあった鹿苑寺観音堂が大正5年に鹿苑寺境内へ移築された。

