Mountain climbing report  登山日: 2009/05/01
■観音平は、八ガ岳南端の編笠山に登る一般的な登山口、観音平の駐車場まで車で入る。青年小屋まで水場がないので。手前にある延命水で補給してから出発したい。左側にグリーンロッジがあるが、登山道は直進する。やがてカラマツ林になると急登がはじまる。「霧が立ち込めて雲海となる」そうで、雲海と名づけられている地点にはベンチもあり、このコースでは唯一の展望台である。今日も霧が立ち込めて視界が悪い。カラマツ林をすぎて原生林に入ると、まもなく押手川だ。押手川は樹林帯の中にある。右へ行くと、編笠山を通らずに青年小屋に出てしまう。ここを直進して編笠山に登る。左側に大小の石が川のように流れているところへ来れば、樹木もだんだん小さくなり、急登が続くが山頂は近い。ふり返れば南アルプスの山並みが後押しをしてくれる。編笠山の頂上は岩原か石原のようで、腰を下ろす石に不自由しない。展望の優れた山で、連なる八ヶ岳をはじめ、北・中・南アルプスや、秩父の山々、富士山、と 大パノラマが展開する。
 編笠山から青年小屋へ下るには、北東のハクサンシャクナゲの中を通り、大きな石につけられたペンキの標示にしたがって行く。この時期まだ残雪があり足元に気をつけたい。青年小屋は目の前に見えていながら、なかなか近づかない感じだ。青年小屋はノロシバとの鞍部にあり、平地で、キャンプ場もある。青年小屋から押手川までは、まき道を行く、岩と苔、まがりくねった樹林の道で自然の庭園を思わせる場所もある。

           編笠山山頂から



Course and time
観音平8:00→雲海8:40→押手川10:00→山頂11:00:山頂→12:00→青年小屋12:40→押手川13:50→雲海14:20→観音平15:00


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観音平登山口
雲海
押手川
南アルプスの展望
青年小屋