巨大な山容を誇る竜ヶ岳。樹木のないドーム状の山頂部に、爽快な笹原が拡がり鈴鹿北部の山を間近にして大展望が拡がる。今回は、石榑峠からの登山。

登山日2018/05/19

 

 登山口からしばらくするとやや急な溝道のとなる。やがて岩場の鎖場があり登り上がると砂ザレの頂部分を通るが前方にどっしりとした竜ヶ岳の全景を見ることが出来る。

石榑峠から出発

最初の岩場

ロープのある溝道

 砂ザレの頂部分を過ぎると掘れた岩の溝道が幾箇所も出てくる。固定ロープのあるちょっとした岩壁を越えて左に曲がり込むと好展望の巨岩を積み重ねた『重ね岩』に出る。

溝道

灌木の尾根

めざす竜ヶ岳

 『重ね岩』山間を縫いながら、国道の白い曲線が湖東平野へ降りる様子が望める。笹の間に潅木の混じるよく踏まれた溝道の急登を登る。

重ね岩

石榑峠を見下ろす

シロヤシオのトンネル

 アセビ群生する尾根で傾斜がなくなると踏跡が分かれ、左手に椿大社の奥宮が祀られている。池ヶ谷源流越しに鳥居の建つ草原状の山頂が見え、開放的な気分になる。

ザレ場

シロヤシオ

釈迦ヶ岳を望む

 灌木の道からササ草原の切り開かれた展望の良い道を登る。標高1070mあたりの南西尾根からなだらかなアップダウンで山頂になる。

広大なササの尾根

山頂間近

山頂から御池岳を望む
山頂から御池岳を望む
手前に釈迦ヶ岳・奥に御在所岳