北山(山県市)907.5m

過疎化した西洞から静かな中又の沢に沿って。

 

登山日:09/3/15(晴)

登山口 岐阜県山県市柿野地内から柿野川に沿って西洞に入る。狭い道を登り中又の沢登山口に一軒の民家がある。ここが登山口であるが登山口には3台程度、車が止められる空き地がある。

         登山口

 西洞集落は廃村となり屋敷の跡も畑の跡も、全て植林されて林となり、石垣がわずかに名残りをとどめている。民家の一軒家の前が登山口となっている。登山口からスギ林の中又の沢に沿って登る。ここには電力会社の送電線巡視路No78と、北山反射板への黄色の道標が立っている。

         杉林の登山道

 登山口から植林道を沢沿いに40分位登ると右に分岐する。ここにも電力会社の標識がある。沢を渡り、杉の植林がよく茂った昼なお暗いところを行くとようやく自然林の斜面になる。

沢を渡る

 北山の山腹へジグザグに急登を登る。やがて広葉樹の中の道となる。春には新緑の葉が太陽に照らされて爽やかな気分にしてくれるが、この時期は芽吹きもなく落ち葉を踏んでの登りとなる。4月中旬には、この辺りは下を見るとカタクリがいたるところに群生する。

展望のよいNo78の鉄塔北西から日永岳方面

 No78の鉄塔付近は、草木が刈られて展望がよいので一息入れるの最適の場所。最初の鉄塔から右に山腹を巻き次のNo79の鉄塔に向うがこの辺りもカタクルの群生が見られる場所である。

       No79鉄塔


 No79の鉄塔も雑木が刈られて展望がよい。最後の鉄塔から尾根づたいになだらかな潅木の中を登る。

舟伏から雷倉方面

展望のよいNo78の鉄塔北西から

 

        自然林の尾根

 自然林の緩やかな尾根を行く。(4月中旬ごろは途中ニリンソウが群生して疲れを癒してくれるとっておきの場所)ここからしばらくすると反射板のある山頂に着く。山頂は雑木林で展望はない。下山は往路を下山する。があり遠望は望めない。

山頂


※GPS軌跡・画像をクリックすると大きな画像で見れます。

コースと所要時間:登山口(9:30)⇒鉄塔No.78(11:00)⇒頂上到着(11:25/12:20)⇒下山(13:50)