渚山(小坂町)1,077.1m

小坂町の岩崎集落から静かな山旅と展望。

登山日:09/3/19(曇)

登山口 下呂市小坂町岩崎地内
 国道41号の小坂町を高山方面に進み、小坂消防分署がある。その先の飛騨川に架かる橋をすぎるとすぐに信号がある。送電線の走る渚山が見えくる。道はやや右にカーブしてまもなくレストランがありその手前T字路を左折して岩崎地内に橋を渡って入る。同地内の神明神社に車を駐車して登る。
 

       神明神社


 神明神社から北東に車道を上がると熊崎さん宅の石垣前に中電送電線巡視路のNo.23鉄塔案内板がある。案内板に従い左に折れて畑の中の道を進みスギ林の植林された山腹に入る。しばらくすると水路がありこの水路に沿ってイノシシやシカの被害を防ぐため、シカ柵と電柵が張り巡らされている。(電力注意看板もある)ちょっと失礼して破損のないように注意して越える。シカ柵と電柵

       落ち葉で歩きやすい道

に沿って進むとジグザグにヒノキ林を尾根に向かって登る。アカマツや雑木の多い尾根になりやや急登を上り、送電線巡視路のNo.23鉄塔に向かう。道は思ったより送電線巡視路が整備され落ち葉を踏みしめて歩きやすい。

 一気に高度を上げてH750m地に上がるとNo.23鉄塔に着く。東から南方面は展望もよく眼下に小坂町の町から御前山が一望できる。

No.23鉄塔と遠望は御前山


    クマザサの道         No.21鉄塔分岐
 ここから向かう山頂方面を送電線に沿って見上げるとNo.22鉄塔から山頂に向かって延びている送電線が見える。ここからさらに尾根に沿って送電線の下を登る。No.22鉄塔を通りH830mぐらいから送電線は、谷筋の上を東尾根に向かって走るようになりる。巡視路の道は、送電線から左にそれてさらに急な尾根を登る。H950m辺りで東側の谷筋を挟んでNo.21鉄塔が同位置ぐらいに確認が出来て高度感が出てくる。クマザサが多くなり山腹をトラバース気味に進むとNo.21鉄塔の分岐になる。

No.21鉄塔分岐から20分岐の間

 
 No.21鉄塔分岐からさらにクマザサの刈り込まれた道を進むとNo.20鉄塔の分岐となり山頂が近くなる。
 クマザサの刈り込まれた快適な道を上がり込むと三角点のある山頂に着く。山頂からは東から南方面の展望が良い。あいにくの天気で御岳山が望めない。

渚山山頂 1,077.1m

下呂萩原の御前山を望む

   山頂から20鉄塔へのササ草原

 山頂から少し先に進むとNo.19鉄塔がありここからは船山、笠ケ岳、槍ケ岳、穂高岳、など北アルプスの展望が望めるはずが、あいにくの曇り空で残念ながら展望できなかった。
 しかしながら無名の山でありながら満足度の高い山である。


    19鉄塔から北方面      船山を望む

北方面の船山


 

※画像をクリックすると大きな画像で見れます。

 
コース

登り:駐車場(9:15)⇒登山口(9:18)⇒尾根(9:32)⇒23鉄塔(9:45)⇒22鉄塔(10:00)⇒21鉄塔分岐(10:50)⇒山頂(10:50/)
下り:山頂(11:57)⇒21鉄塔分岐(12:00)⇒22鉄塔(12:28)⇒23鉄塔(12:39)⇒登山口(13:02)⇒駐車場(13:05)