大菩薩嶺 2,057m

ア~八幡大菩薩!

山梨県甲州市を代表する日本百名山の一つ大菩薩嶺。
中里介山の大河小説「大菩薩峠」で、つとに有名になった大菩薩嶺に登りました。
薪ストーブとランプの小屋、丸川荘に宿泊してまったりとした登山です。
登山日:2016/01/03・04

[ここより冬期は通行止め]

 丸川峠と上日川峠分岐の駐車場に駐車して登山です。上日川峠方面のゲートは冬季閉鎖となっている。丸川峠まで約2時間20分、駐車場から左の道に入り沢に沿って林道を進むと丸川峠・大菩薩嶺の道標が右の斜面に登る案内がある。道標に従って登ると尾根状になる。展望は雑木林で見えず、岩と木の根で作られた登山道を登って行く。

[丸川峠登山口]
[灌木の登山道]

[大菩薩嶺の峰]

 道は整備された登山道でしばらくすると樹間から南アルプスが見る。富士山は丸川峠まで見えなかった。やがて左斜面にカラマツの植林帯が出てくる。枝越しに大菩薩の稜線を見ながら更に高度を上げていく。

[丸川峠への登り]
[急登が続く]

[緩やかなピーク]

 緩やかにピークを越え、下って直ぐに登り坂、ここから急登が多くなる、尾根歩いたり大菩薩側の斜面を歩いたり、北西の樹間から甲武信ヶ岳を望むことが出来る。大木のブナの横を通過すると針葉樹林に変わり露岩の急登。そして巨岩を巻いて越えると展望が良い所にでる。

[樹幹から南ア]
[丸川峠が近い]

[ゴロ岩の急騰]

 ここからトラバースでここは短い平坦な道だが一息つける、この先は笹の斜面で道が二分している、笹に捕まって登る、ここを越えると美林の雑木林、大菩薩連峰が全容を見せる、最後の平坦な道になる。大菩薩嶺周辺で美しい光景が楽しめる。やがて目の前が大きく開け、丸川峠に飛出る、中央には丸川荘がひっそり建っている。暖かく薪ストーブが迎えてくれる。

[丸川荘]
[丸川峠分岐]

[丸川荘から西尾根に向かう]

 丸川荘の辺りは積雪が20~30cmほどありアイゼンを装着して丸山峠小屋前からP1750mに向かって登る。前方のP1850mのピークを北側を巻いていく。大きく回りに一旦鞍部に下ると前方の高い峰が大菩薩嶺で山頂だ。

[樹幹から甲武信ヶ岳]
[大菩薩嶺西尾根]

[樹林に囲まれた大菩薩嶺山頂]

 登山道もコメツガ美林になり崩壊地で登山道の左下がぽっかり崩れ展望がよく、甲斐駒ケ岳が正面に見えるポイントに到着する。少しずつ道は傾斜を増し、大きく南に右折、この辺りコメツガ美林で「やまなし100選」に選ばれている。尾根状を登りつめると標高2057mの大菩薩嶺に到着。広い山頂は、樹林に囲まれ展望は無く記念撮影後、展望の良い雷岩に向かう。

[雷岩]
[富士山の大展望]
富士山大絶景
富士山大絶景
南アルプスの峰々
南アルプスの峰々

 

■コース時間:登山口・・(0h40)・・丸川峠・・(1h30)・・大菩薩嶺・・(0h20)・・雷岩 
●下りは往路を下山