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■稲子温泉から

登山日:2016/01/03~04

s_007.jpg           稲子温泉登山口
稲子湯からみとり池へは埋もれたトロッコ起動跡があり歴史を感ずる道です。静寂さ漂う森のなかの池を通り森歩きと展望を楽しみ、山のなかの秘湯にもつかる贅沢な旅です。


s_012.jpg            稲子温から2㎞地点稲子温泉からみどり池までの登りの道のりは比較的わかりやすく、時間も2時間弱で着ける。
最初のうちは蛇行する林道をときおり横断しながら、カラマツ林のゆるい登りを行く。今年は暖冬で降雪が少なくアイゼン無装着で登る。


s_016.jpg          古い軌道跡のある登山道カラマツ林の中、古い軌道跡がここにあった人々の生活を想像させてくれる。
北八ツ独特の雰囲気を醸しているカラマツ林の林床には、苔むした緑が美しい。


s_023.jpg          しらびそ小屋川の流れを横目に登っていくと「おつかれさま」の看板と同時に、しらびそ小屋が現れた。池の先には天狗岳がそびえる。池の麓に建つ小屋の名前どおり、この付近はシラビソの森になっている。稲子岳直下の平地にある白く凍り付いたみどり池は、樹林に囲まれながら冠雪の天狗岳の


s_022.jpgみどり池と天狗岳

眺めは一枚の絵そのもののように眺められた。白く凍ったみどり池に木立の向こうに白くそびえる山の美しさ。静寂な空気のなかに現れた景色は、すべてが無駄のないものからできていた。みとり池の畔から眺める天狗岳、神秘的なたたすまいだ。




s_026.jpg          本沢温泉へと続く小屋をのぞくと、まん中に囲炉裏があり火もついて暖かい。そんな湖畔の小屋で池を眺めながらランチは格別においしい。
シラビソの多い森のなか、登山道は本沢温泉へと続く。尾根を越えると広い道に合流し、ほどなく本沢温泉に着く。標高約2100mにあり、秘湯・湯元温泉だ。


s_035.jpg本谷温泉

s_040_1.jpg          標高2150mの野天風呂小屋から徒歩10分にある開放的な野天風呂からは硫黄岳も見える。硫黄岳を眺めながらの入浴は最高の気分です。


s_046.jpg標高2,150mの野天風呂から硫黄岳を望む

s_037.jpg          石楠花の湯宿泊先の本沢温泉の前にある源泉の異なる石楠花風呂も楽しめる。
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