安房山 2,219.4m

■登山日 2009/08/27


■アクセス
 国道158号線の平湯温泉から長野県方面に向かい安房平を通り岐阜県・長野県境にある峠。安房峠の茶屋(閉店)のあるとこが安房峠登山口である。標高は、1,812m
 
■山行記

  登山口の安房峠の茶屋


 峠には、『安房峠の茶屋』がありこの茶屋はもう営業はしていない。登山口は茶屋のすぐ南側の県境からが登山口である。すぐに送電線の鉄塔があり、その先に安房トンネルの高さ3mほどの排気塔がある。排気塔の横を通り取り付きの山腹に登る。

   安房トンネル排気塔       このあたりは花一杯
 
 この先はクマ笹に覆われた道となり県境上を切り開きに沿って登る。P1,900まではフィックスロープに縄はしごがある急登を登る。この急登を登り上がるとヤセ尾根となる。このヤセ尾根は、北側は急斜面でクマササで足を取られないように注意したい。

ササで覆われたヤセ尾根

      焼岳と上高地・岳沢

 北側に焼岳と岳沢の奥穂高・前穂高と展望がある。しばらく尾根を進むとP2,060に向かいササのブッシュを分けてフィックスロープ・縄はしごを掴みオオシラビソ、ツガ、ダケカンバの中の急登を登る。
 
 

       ブッシュの急登


 P2,060からやや左に折れてP2,100にササを分けて登る。ここから山頂になだらかな傾斜となるがササで山頂がよく確認できない。

        安房山山頂


 ササを分けて進むと三角点のある山頂につく。天候が曇りであいにく展望がきかない。山頂より先に国土交通省の施設が見下ろせる。

国土交通省の施設

 ここまでまたまたササを分けて下り、昼食とした。国土交通省の施設には、鉄塔も2基ほどあり風力発電の為かプロペラ付きの風向計のようなものが見える。現在稼動している様子もなさそうである。

奥穂高・前穂高が見えるはず、残念

焼岳と穂高連峰

下山は、往路を下山する。



●コースと時間
安房峠登山口(9:25)→山頂(11:03/11:47)→安房峠登山口(13:04)

 

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