古城山(437m) 松鞍山(316m)

■登山日 2011/2/10
アクセス

 美濃市内の国道156号線を北上して道の駅「美濃にわか茶屋」を過ぎた曽代信号交差点を右折してトンネルをすぎて案内標識に沿って交差点を左折して行くと美濃市運動公園があり野球場前の駐車場に止める。(トイレ有)

古城山 437m

 コースは右回りの周回コースを登る。運動公園の一番奥にあるグランドの北側を東に進み、弓道場の裏から山道に入る。

  運動公園駐車場       登山口

     毛鹿洞池コース分岐

 スギ林の樹林帯で沢沿いの山道をしばらくは左下に小さな沢を見ながら登っていくと、階段の作られた急な道になってくる。やがて舗装された林道に出る。林道は地形図に載っている。古城山の山腹を周遊しているものである。登山道はこの林道を横断して丸太の階段を登り山道に入る。

      東屋の見晴らし台

この山道はすぐに遊歩道に出る。この分岐は毛鹿洞池からのコースを経て周遊してきたものである。林道から山腹に付けられた遊歩道となり、明るい植林地の中を左上していき、立派な東屋の見晴らし台に着く。見晴らし台からは長良川や美濃市の町並みが望まれる。

美濃市の町と誕生山

   山頂への丸太階段

 見晴らし台からは尾根筋の道となり所々に丸太階段がありこれを登ると道が緩やかになりやがて山頂の一角に着く。山頂には戦国末期の佐藤氏三代の鉈尾山城跡がある。見晴らしは立木がありあまり良くないが西側が切り開かれており美濃・長良川と誕生山・百々ヶ峰や金華山が望める。

  古城山山頂     長良川・誕生山を望む

 下山は山頂から南に進むと東側が切り立った鉈岩がある。ここからの眺めは御岳が望める。

切り立った見晴らしの良い鉈岩  御岳山を望む

      衝立岩

      東屋

 
 点在する岩の展望を楽しんで下るとやがて東屋の展望台に着く。ここで展望を楽しんで昼食をとる。

      林道との出合い

 東屋でゆっくりした後は、少し南下すると毛鹿洞池からの分岐になる。ここを右に折れて山腹を巻くように緩やかに下っていくと別ルートの毛鹿洞池からの分岐となり通り過ぎて下ると登りの分岐に出合いここから往路を下る。


コースとタイム

グランド→(25分)→見晴台→(30分)→古城山→(40分)→グランド 全行程時間 1時間35分

 
 

松鞍山 316m

    竹内刃物製造所手前案内標識

 長良川鉄道美濃駅前の広場から松鞍山へは広場を出て左折し、町中を行と道は鉄道沿いの道となりやがて踏切を渡る。工場の高い塀に沿って南下していき、西側に三階建の集合住宅を見るとT字詰となる。T字路を左折し、竹内刃物製造所手前を右に入りこの裏を左折する。竹内刃物の裏の道が東海北陸自動車道上に出る所に「松鞍神社登り口」の標識を見る。

          登山口

 階段を上がって山道に入り、美濃市上水道亀野加圧配水池の水槽を右に見る。あとは植林されたばかりの林の中の登山道である。20分も登ると尾根の鳥屋平の分岐に出る。右に行くと展望台の前平に行けるが山頂に登った後に登るとして山頂へは左の尾根を登る。

    鳥屋平の分岐

 少し見晴らしの良いところの岩に、しめ縄の張ってある、比丘尼岩と彫られた石碑がある。

     比丘尼岩

昔、松鞍山は女人禁制の山であったが、ある尼僧が村人の制止するのも聞かず、「私は女であって
も尼僧の身であるから」と言って登っていったところ、山は急にひどい雷雨になり比丘尼は力尽きて亡くなってしまったという。その後、この地にあったこの岩に比丘尼岩と名付けられたそうである。

     神楽殿・社殿

ここからはもう、5分もすると頂上であった。頂上には鳥居と、その奥に神楽殿・社殿がある。社殿の裏手には、三等三角点が埋まっている。

    松鞍山山頂

山頂は、広場であるが、四方が杉・桧の林に囲まれていて展望がない。
 山頂から鳥屋平分岐まで戻り前平には15分ほどで登ることが出来る。前平のピークから南に進むと西側が切り開かれて展望が広がる。

西側に切り開かれた展望

誕生山と天王山

 下山は往路を下山する。

 

コースとタイム

登山口→(20分)→尾根十字路→(30分)→松鞍山頂上→(20分)→尾根十字路→(15分)→前平→(10分)→尾根十字路→(20分)→登山口

 
※マップをクリックで大きな画像で見れます

 

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