明智城とは、岐阜県可児市瀬田長山にあり、張り出した尾根や谷などの自然地形を生かした典型的な中世の山城です。1342年土岐頼兼(下野守)が「明智」と改名してこの城を築き、その後約200年の間明智氏代々の居城として栄えた。別名長山城または明智長山城と呼ばれている。

アクセス

 東海環状線自動車道の可児御嵩ICから国道21号線を西進して、JAめぐみ前「瀬田」信号交差点を左折(南進)する。あとは、東栄寺(岐阜県可児市瀬田1237-1)を目標に進むと東栄寺前に明智城散策専用駐車場がある。

明智壮駐車場から石畳の散策を南進する。130mほど進むと大手口跡の立派な大手門がある。

石畳の散策路

明智城大手門が見える

大手口跡の大手門をくぐり石畳の続く坂道(桔梗坂)を200m、標差30m登ると二の丸曲輪に着く。北側は切岸で南側は堅堀となっている。

石畳の散策路を登る

桔梗坂を登り上がった

 二の丸曲輪を右に折れるとトイレの建物がある。平坦な尾根道で落ち葉の絨毯が癒される道。

麒麟がくる・歓迎幟

きれいな落ち葉

 二の丸から。190mほど進むと明智城本丸跡に着く。南側に進むと馬防柵が作られている。また北側には搦手曲輪跡。展望台がありここから美濃金山城跡の眺望ができる。

馬防柵が作られている

搦手曲輪跡

本丸跡展望地からの眺望・美濃金山城が一望できる(〇印が金山城跡)
本丸跡展望地から〇印の美濃金山城が一望
明智氏歴代の墓

天龍寺

明智一族菩提寺[天龍寺]