登山日:2017/02/26
南沢山(1,564m)・横川山(1,620m)は、中央アと恵那山を結ぶ木曽山脈主稜上のピークで南アルプス展望第一の山です!!
積雪期の南沢&横川は高原状で雪原が広がり解放感のある稜線漫歩が得られる山。
ふるさと村自然園
ルートは沢ルートと尾根ルートがあるが積雪期は沢ルートはほとんどトレースがないため南沢山から派生する東尾根ルートを登る。この時期の積雪は30~40㎝程で登山道はよく踏まれてをりアイゼン装着で登る。要所には案内板が設置してあので迷うこともない。登山口から1.3㎞ぐらいで支尾根に出る。
支尾根に出てからカエデとミズナラなどの広葉樹のあるなだらかな尾根を行くとやがて傾斜のきつい登りになりる。南沢山への中間地点を過ぎて登りあがると標高1,440mのピークになる。このピークから30mほど下ると沢ルートとの分岐である鞍部に着く。
鞍部から大岩を通り少しの登りを経て、おおむね右山の緩やかな道を登っていく。やがて広葉樹林で明るいダケカンバが多くなる。蒼空にダケカンバの樹氷が映えてとても美しい。左手には富士見台が広がってくる。やがてツガなどの針葉樹になり南沢山頂も近くなる。南沢山山頂付近は高原状で、一面が雪原が広がり展望が開ける。
南沢山より横川山へは、スノーシューに履き替える。ルートは、県境の雪原の主稜線を行く。稜線にはコメツガ、樅の木の低木がまばらに立ち並ぶ。これらの木は、風に痛めつけられているのか、風下となる東側に、枝を伸ばして樹氷が綺麗です。
南沢山からなだらかな雪原をトレースを外さないように60m位進む(ガスが深いときは迷いやすいので注意)。そこから一旦、1520mの鞍部まで下る。鞍部から急登の登り返しとなり開けた展望の良い1570mのピークになる。南アルプスや中央アルプスなどの見晴らしの良い場所だ。
1570mのピークからやや左に折れて尾根に沿って30mほど直登すると横川山で360度の展望の絶景が得られる山頂だ。山頂から東側に甲斐駒ケ岳から光岳まで一直線に連なる南アルプスが一望できる。ここは南アルプス展望第一の山です。
■ルートマップ
所要時間
登り:登山口~(1:30)~中間点~(1:00)~南沢山~(0:50)~横川山山頂
下り:往路を下る