かっての秘境、折立から登る北アルプス孤高の峰。

登山日 2012.08.07~08


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■アクセス

 富山県、岐阜県から有峰湖の折立に入ることが出来ますが通行止め路線があり注意をしてください。
 有料の有峰林道は富山側は林道小口川線を利用(林道有峰線は現在通行止)となります。高山側からは林道東谷線を利用(大多和峠線が通行止)となります。登山口の祈立にはキャンプ場、無料駐車場、公衆トイレ、水場などがあり、折立休憩所には登山届ポストも置かれている。なお、太郎平小屋まで水場はなくここで用意が必要。

一日目:折立~太郎平小屋

  祈立休憩所の前を通って登山道に入ると、すぐ左手に十三重の塔がある。これは1963年1月に、薬師岳で遭難した13人の愛知大学山岳部員を供養する慰霊塔。ここをすぎると太郎坂とよばれる急登がはじまる。
0002.jpgsupesu1.png0000_2.jpg
    折岳登山口          十三重の塔・慰霊塔
0005.jpg    太郎坂の登り 太郎坂とよばれる急登の樹林帯の尾根上をつづら折りに登っていく。折立から1,870m三角点まで約1.8kmで482mで俯角約18度ある。IMG_4562.JPG   屋久杉顔負けの古木ひたすら見通しのきかない針葉樹の森をたどり、標高1800m地点をすぎると尾根の傾斜がひと段落し、さらにひと登りでベンチのある三角点の広場に出る。IMG_4568.JPG1,870m三角地点東側を眺めると、いく重にも連なった稜線の向こうに薬師岳が姿を見せている。北側には遠く剱岳や大日三山、広大な弥陀ケ原まで見わたせるが雲に覆われていた。

0013.jpg三角地点・遠望が薬師岳

0021.jpg積雪量調査用の背の高いポール 三角点から少し登ると1,934mの草原に出る。右手に積雪量調査用の背の高いポールが立っている。わずかに下り、樹林帯を少し行くと、明るい草原に続く石畳の登りとなる。0027.jpg    明るい草原途中、休憩によいベンチがある広場をすぎ、緩やかな斜度で続く石畳のトレールをたどる。
0040.jpg   眺めの良い五光岩ベンチ やがて左側の岩井谷と沿うようにのびる台地状の尾根をたどる。右手は高原のように広がり、有峰湖が見える。やがて、五光岩ベンチに着く。


0042.jpg  右手前方に北ノ俣岳
 五光岩ベンチから太郎平小屋まで約2㎞地点で、右手前方には北ノ俣岳の美しい稜線が望める。この先も、よく手入れされた道が続く。傾斜も緩く歩きやすい。


0050.jpg 前方に太郎平小屋が見える やがて幅広の尾根に続く穏やかな木道歩きとなり、ほどなく太郎平小屋の建つ太郎兵衛平に着く。小屋前の広場から東を眺めると、黒部五郎岳、双六岳、三俣蓮華岳、雲ノ平、0052.jpg     太郎平小屋祖父岳、鷲羽岳、水晶岳など黒部源流の山々が一望できる。(テント指定地は小屋から20分ほど薬師岳方面へ下った薬師峠にある。)

0060.jpg黒部源流の山々
0051.jpg太郎平小屋前から薬師岳

IMG_4597.JPG    鷲羽岳から水晶岳の稜線 天候も良く太郎平小屋前から鷲羽岳から水晶岳の美しい稜線を楽しむ。太郎平小屋前の木道から薬師岳に向かう。

IMG_4677.JPG  出発前のコース確認 太郎平小屋で一服してから平坦な草原の中の木道をたどり、0073.jpg  草原の木道(太郎兵衛平)薬師峠に下り立つ。キャンプ指定地になっている薬師峠には水場やトイレがある。ここから樹林帯の沢筋をたどる。0076.jpg  沢沿いの登り時期が早いと上部に雪渓が残り、雪が消えたところから踏跡ができていくので、ガレ場に道が錯綜していて歩きにくい。沢の上部で右手へ登っていくが、0081.jpg  雪渓の右側を登る雪渓をそのまま登らないように気をつけたい。この先で薬師平に出る。


p500.jpg薬師平から

 薬師平はハクサンイチゲやミヤマキンポウゲなどが咲くお花畑に木道がのびている。遭難碑があるあたりから、登山道は左に折れて、ハイマツ帯の尾根東側の小さな窪地を緩やかに登る。周囲にお花畑が広がり、遠く槍ケ岳が望まれる。

0084.jpg薬師平から槍ヶ岳を望む

IMG_4634.JPG    改修工事中の薬師岳小屋 やがて尾根上の登りとなり、稜線に建つ薬師岳山荘に着く。この小屋は現在改修工事中の休業である。薬師岳山荘からはザレたつづら折りの道をたどる。標高2,700mを超えて広がる、さえぎるもののないアルプスの大展望をたっぷりと堪能できる。


コースとタイム

一日目
折立P→(1h30)→P1870三角点→(3h00)→太郎平小屋→(2h00)→薬師岳山荘(歩行時間6時間30分)

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