■登山日 2010/09/23~24


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  妙義山は、日本三大奇勝の一つで赤城山、榛名山とともに上毛三山の一つに数えられる。また近代登山発祥の地ともなっている。ウエストン氏が明治25年以来たびたび訪れて、明治45年、妙義を舞台に、ロープを使いながら岩山を登る技術を日本人に初めて教えて以来、登山家の間では、妙義は、「近代登山発祥の地」と言われている。群馬県ガイドブックには、白雲山、金洞山の縦走コースは、大変危険な岩場もあり滑落事故も多く装備・技術のない方の立ち入りの注意を促しています。

0001.jpg奇岩、奇石の妙義山の奇峰

0003.jpg     妙義神社の境内
 妙義町の妙義神社前の「道の駅みょうぎ」に早朝に着く。道の駅駐車場から眺める白雲山(相馬岳)は奇岩の林立で迫力のある山容に圧倒される。妙義神社の境内を通り裏門から入山する。


0006.jpg       登山口 登山口の案内板に「大の字・白雲山頂コース(上級者コース)とされたところから登る。古びた石段を上がり日陰の沢沿いと樹林帯を進む。急登には鎖がついている。やがて絶壁が現れ、左に巻きながら登って行く。登山口から40分ほどで大の字の基部に着く。


0004.jpg      大ノ字の岩壁 大ノ字の垂直の岩の前に立つと気が引き締まる。一本目の鎖の第一歩の歩幅が大きいので第一歩を超えるとホールドできる岩もあり問題なく登れる。全員がスリリングを味わいながら大の字の立つ岩頭に出る。眺めは言うまでもなく絶景である。0005.jpg    大ノ字岩頭
0006.jpg       奥の院 大ノ字を下りて、途中から「辻」の中間道との分岐に出る。石にペンキで記された上級者コースへ入って行く。頭上に岩塊が覆い被さってくる。奥の院は両側が切り立った岸壁の奥にある。


0007.jpg          最大の難所
 垂直の岩場の前50mほどの三連の鎖を登る。途中で曲がっていて上部は見えない。(難易度は・・・剣の「たてばい」をもっと長くした感じです) 鎖を支えに支点を確保しながら登る。安泰エリアが各所にあるので何とかいける。各人に支点確保しながら登る指示を出して全員が登り切る。


 次の見晴らし台のポイントまで幾つかのクサリ場をこなして見晴らし台に出る。空に雲ひとつない。絶景!絶景!である。

0008.jpg見晴らし台からの絶景

0009.jpgsupesu1.png0050.jpg
  狭い岩を登りあがる         岩場をトラバース
0011.jpg       ビビリ岩
 まもなく垂直の鎖、ビビリ岩である。下を見ると恐怖心が出るので上を見て登ろう。ここは一枚岩になっており足掛かりも浅いために滑りやすい岩である。
 ヤセ尾根の狭い道を進むと白雲山の山頂へ出る道がある。玉石へ直進できるから見過ごさないようにわずかに下って玉石を巻き大のぞきに向かう。

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玉石を巻き大のぞきに向かう

 やがて南面に突出した岩の大のぞきのピークに出る。「御嶽三社大神」の石碑が立っている。
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  切り立った天狗岳を望む       大のぞきの絶景に見入る
 大のぞきのピークから これから臨む天狗岳が切り立って見えて高度を実感する。南方面は奇岩の林立した金鶏山を望むことができる。しばらく展望を楽しむ。
0018.jpg    ロングの滑り台状の長い岩を下る
 「大のぞき」から天狗岩に向かうには大のぞきの北面を下る難所のキレットがある。何本かの鎖をおりた先が滑り台状の岩で覗いても着地点が見えない長い岩場を下る。鎖がついているものの岩場の凹凸が少ない。1ピッチごとに指示を出しスリップしないように10人全員が下り立つ。


0019.jpg       天狗岳の岩頭 キレットをよじ登ると天狗岩のピークになる。岩頭にいるのにさほどの怖さはない。岩頭は狭く数人しか立てない。あとで第二見晴から見る天狗岩には驚きを隠せない。


0020.jpg      タルワキ沢分岐
 悪戦苦闘の末にようやくタルワキ沢分岐に着く。ここは縦走の中間道へのエスケープのコースでもある。ここから先の茨尾根・鷹戻と続く難所でありさらに体力、技術も必要とする。


 休憩の後、相馬岳を目指して樹林帯を登り待望の白雲山の最高ピークである相馬岳に登頂する。(AM10:30)

0021_2.jpg相馬岳に全員登頂
0022.jpg絶景:金洞山の奇勝

0023.jpg         星穴岳 相馬岳から続くイバラ尾根より望む星穴岳は逆光だと2ヶ所に岩穴があいてまさに2つの目がランランと輝かせ、片手に槍を突き立てた鬼のように見える事で有名な怪峰 「星穴岳」です。
0024_2.jpg      岩場の難所がある。 相馬岳で展望を楽しみタルワキ沢の分岐まで戻る。ここは傾斜もきつくゴロ石も多く転倒、落石に注意が必要である。ところどころにクサリ場や足の下ろせないような岩場もあり下山には細心の注意が必要である。中間道に出ると遊歩道でよく整備された道を大黒ノ滝、第一見晴を通り妙義神社に戻る。(PM12:20)

0025_2.jpg妙義山駐車場に下山

 ここから中之岳神社に車移動して昼食後に石門めぐりに向かう。(次ページに掲載)

※岩場、クサリ場が多いためにクライミンググローブ、ザイル、スリングなどの最低の装備をお勧めします。


妙義山駐車場(6:02)→登山口(6:18)→大の字(7:12/7:30)→辻の分岐(7:47)→奥の院(7:53)→見晴(8:26)→ 玉石(8:43)→大のぞき(9:06/9:15)→天狗岩(9:51/9:53)→タルワキ沢分岐(10:11)→相馬山(10:30/10:47)→タルワキ沢分岐(11:00)→中間道(11:47)→第二展望台分岐(11:54)→大里滝(12:03)→第一展望台分岐(12:05)→ 妙義神社(12:25)→妙義山駐車場(12:20)

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