北アルプス大展望の山
蝶ヶ岳からの穂高連峰と槍ヶ岳の素晴らしい展望台。山上のスカイラインから眺める常念岳は魅力的。徳澤園から登り横尾に下山のルートです。

■一日目

上高地・河童橋から

冬で閉ざした上高地も春とともに登山者で賑わっている。

明神

バスターミナルから明神、そして徳澤園に向かう。

梓沢川と前穂高

明神から梓川に沿って明神岳・前穂高の峰を望み徳沢園に向かう。

徳澤園

そして長塀山経由で登る登山口の徳澤園に着く。

徳沢園から登山口に入る

徳沢から本格的な登山がはじまる。テント場が広がる徳沢園の横から長塀山、蝶ヶ岳へ向かう。

山腹に入ると積雪が

登山道は、出だしから 樹林帯の急坂だ。コメツガやカラマツなど、針葉樹帯。

コメツガの樹林帯

樹林帯は僻蒼とした森のなかをジグザグに登っていく。

ダケカンバが多くなる

笹の茂る急な登りが続き、ぐんぐん標高を稼いでいくと、 ダケカンバが目につくようになる。

長塀尾根ピークと奥穂

急に斜度がゆるむと、平坦で広い2000Mの平に出る。休憩をとるのにちょうどいい。夏道がはっきりとせず樹木に赤丸印がありそれを目当に登る。

妖精ノ池あたり

アップダウンを繰り返すと、妖精ノ池に出るが積雪で確認できない。

常念岳の頭出し

気持ちのいい山歩きを楽しみながらハイマ ツ帯に入っていくと視界が開け、常念岳が姿を現わす。

山頂直下

小ピークの下をハイマツの中に入って回りこむと、指導標の立つ蝶ヶ岳 山頂に到着。

蝶ヶ岳山頂

小ピークの下をハイマツの中に入って回りこむと、指導標の立つ蝶ヶ岳 山頂に到着。

蝶ヶ岳山荘

眺望を楽しんで足下に見える蝶ケ岳ヒュッテに向かう。

穂高連峰に沈む夕陽

穂高連峰に沈む夕陽

■二日目

蝶ヶ岳山荘から御来光を迎える

神々しい御来光

モルゲンロート(奥穂高)

穂高連峰と槍ヶ岳

穂高連峰と槍ヶ岳

常念岳と奥に大天井岳

常念岳と奥に大天井岳

瞑想の丘

小屋の前の瞑想の丘とよばれる高台に登り、モルゲンロートに輝く槍・穂高の展望を楽しんで出発。

下山は横尾に向かう

左手に槍・穂高連峰を望みながら、稜線を北に進む。

広い稜線を横尾分岐に

横尾分岐に来たら稜線をあとに横尾へと下るが、ちょっと足を延ばして三角点や蝶槍を往復する。

奥穂高から槍ヶ岳まで絶景

まったりとした尾根を左に槍ヶ岳を眺めながら北進する。山上のスカイラインだ!!

下山は横尾に向かう

左手に槍・穂高連峰を望みながら、稜線を北に進む。

焼岳と乗鞍岳を望む

乗鞍岳を望む

横尾に向かって下山

横尾分岐から稜線を西に下りはじめる。向いに奥穂高と対峙して下る。絶景です。

コメツガの樹林帯に

やがてコメツガの樹林帯に入る。展望はなく、ひたすら一本調子の急坂をジグザグに下っていく。

槍見台から屏風の頭・北穂高

槍見台から前穂高

コメツガの樹林帯の斜面を下る。

ひたすら一本調子で下る。

ササ上の積雪で滑りやすい。

横尾に下山

針葉樹林の中のジグザグの道を下るが足元の雪の緩く踏み抜きに注意をしながら長い下りを横尾に下りる。

徳沢園

横尾からは前穂高や明神岳を眺めながら上高地バスターミナルに戻る。

絶景の山旅を満喫して上高地に下山

絶景の山旅を満喫して上高地に下山

■ルートと所要時間
上高地→(2時間)→徳沢園→(3時間40分)→長塀山→(30分)→蝶ヶ岳→(30時間)→蝶ヶ岳ヒュッテ
登り所要時間:6時間40分

 

蝶ヶ岳→(25分)→横尾分岐→(10分)→蝶ヶ岳三角点→(5分)→横尾分岐→(1時間50分)→槍見台→(40分)→横尾→(1時間10分)→徳沢→(1時間)→明神→(50分)→河童橋→(5分)→上高地バスターミナル