アルペン的な風貌で鈴鹿の名山鎌ヶ岳に三ツ口谷コースで登る!!
 鎌ヶ岳の登山道も数多いですが、湯の山から登る基本ルートの代表が、三ツ口谷道と武平峠道で、二つを組み合わせた周回ルートで登りました。
 登山日:10/14

三ツ口谷登山口

広い河原を渡る

河原を渡って三ツ口谷に入ると滝と出会う

沢沿いに岩場を登る

V字谷の登道

 岩場を乗越したり崖縁をへつったりの難路が続き、やがて大滝の滝道分岐に出る。わかりにくいが小さな看板がある。(左は滝道、右に一般コース)右の一般コースに右折してガレ場をしばらく登る。

涸れ沢を渡る

御滝・ここから沢道を右に折れる

大石がゴロゴロの沢を登る

山腹を登る

岩に囲まれ深い三ツ口谷

岩壁と滝

 しばらくして左の尾根に上がる。と分岐に出る。直進する沢道は源頭から県境路に出るが、浮石の多いガレ場が続くので、沢を渡って山腹へ登り、尾根道から山頂へ向うのが歩きやすい。

尾根道分岐を左にとる

ササ尾根を登る

やせ尾根に上がる

 尾根に出ると展望がひらける。岩頭やザレ地が幾度も現れ、その間を繋ぐ笹と細い二次林の下道やガレ脇の掘れた溝道を登る。

花崗岩の奇岩が多い

ザレ場の登り

 いくつもの岩頭や二次林が過ぎて、最後にササ薮を急登するとひょっこりと鎌ヶ岳頂上に出る。山頂は大展望が広がり、とりわけ御在所岳が間近かに迫っている。

後方に御在所岳

二次林の溝道

鎌ヶ岳が望める

ザレ場を横切る

岩頭が多い

鎌ヶ岳山頂に着く

御在所岳

御在所岳

 帰路は武平峠へ向う道をとる。山頂直下の岩とガレ場を、鎖を頼りに慎重に降り、鎖場を過ぎた後も続く崩壊地を抜けると、ようやく笹と潅木に囲まれた良く踏まれた道になる。

山頂直下の岩場

ごろ岩の下り

三ツ口谷の分岐

 ガレ場の脇や深く掘れた溝の肩を降る。うちに、登山道の交差する武平峠に着く。

鎌ヶ岳を振り返る

武平峠に向かう

武平峠

 武平峠分岐を右折して湯の山側に向い 岩の多い溝道を下って武平トンネル前の車道に出る。車道をくぐり車道に沿った登山道に入る。道は車道と離合しながら谷(三滝川)に沿って下る。

溝道を下る

車道の隧道

沢(三滝川)に沿って下る

 鈴鹿スカイライン道に沿っての下りとなり、やがて石鳥居の立つ御在所岳表道登山道口分岐に着く。程なく往路で別れた三つ□谷道との分岐に出る。堰堤でせき止められた沢の水が美しく、堰堤脇の広場を通り登山口に下山。

石鳥居

御在所岳ルートとの分岐

三ツ口谷登山口に下山

■ルートマップと所要時間 
三ツ口谷登山口→(0:50)→ガレ場分岐→(0:20)→尾根分岐→(1:10)→鎌ヶ岳山頂→(1:10)→武平峠→(1:00)→三ツ口谷道分岐