摺古木山は、中央アルプス最南端の山で山頂付近はシャクナゲの群生があり、シャクナゲと天然庭園の山です。
登山日:2018/06/30

 東沢林道は、悪路で登山口まで7.7km続きます。途中、登山口手前5km地点で通行止めのロープが張られていたが事前に役場に許可を得て侵入。さらに悪路が続き林道終点が登山口。

林道通行止め登山口
東沢林道

登山道入り口

 登山ロ広場には休憩舎がある。クマザサの中の道は最初はかなりきつい登りだが、坂を登りきるとクマザサは低くなって傾斜もゆるくなる。

ササとカラマツ林

 

東沢越しに南西尾根を見通す

しばらく行くと沢に下り、崩壊地をアップダウンして高巻くと、よく踏みしめられた砂地の歩きやすい平坦な道になる。

ゴゼンタチバナとユキザサ

沢に出会う

ダケカンバが目立つ

 あたりはコメッガの林の中に、ダケカンバやナナカマドが目立っている。何本か沢を越え、大きな岩が現れハシゴで越えていく。

崩壊地

大岩とハシゴ

展望台と山頂の分岐

 展望台と山頂の分岐に出る。左の展望台へ直進する。すぐ先に最終の水場がある。道は沢の巾を登るようになり、足場の悪い区間がはじまる。やがて広い稜線上に飛び出す。

カラマツ林

ツメ沢を渡渉

 

 稜線上の少し先に周囲はみごとなシャクナゲの古木と、変形したツガが何本も林立して、すばらしい庭園風景が広がる。天然公園展望台(標高2135m)から、あいにくの天候で展望がみられず。

シャクナゲ

天然公園展望台

天然公園展望台から山頂へ

 天然公園展望台から山頂まで庭園風景楽しみながら、ひと登りで摺古木山山頂(標高2169m)に着く。山頂は樹林の中で1等1角点がある。

い庭園風景

ツガが林立

摺古木山1等1角点山頂

帰路は右手にのびる道をとり、先ほどの分岐点まで出て往路をたどる。

■所要時間

林道ゲート→(1:10)→摺古木山休憩舎(黒沢林道終点)→(1:00)→分岐→(0:40)→天然公園展望台→(0:20)→摺古木山