岐阜県下呂市金山町にある横谷峡は、飛騨木曽川国定公園内にあり、横谷峡をたどると「白滝」「二見滝」「紅葉滝」「鶏鳴滝」の4つの雄大な滝を見ることができる。愛蓮滝は別の場所にある。
2020/10/12

 
 下呂市金山町地内馬瀬川沿いの白山神社から入り横谷峡の駐車場がありここから滝巡りをする。
横谷峡駐車場
白滝入り口
  白滝
 横谷峡駐車場から170mぐらい行くと白滝入り口がある。道から降りていくと広い公園となっており、あずま屋もある。正面には、落差17mほどの白滝がある。
白滝内横谷峡
白滝のあずま屋
二見滝
 白滝から200mほど行くと二見滝の入り口の案内板がある。ここから長い鉄階段を下ると二見滝に着く。落差約9mほどでよく見ると二段の滝となっている。
二見滝入り口
長い鉄階段から二見滝
木漏れ日の渓谷
 二見滝から紅葉の滝まで800mほどある。途中に川沿いの遊歩道があり渓谷沿いを行く。多少のアップダウンがあるが森からの木漏れ日が渓谷の静けさを醸し出している。
川沿い遊歩道入口
清流の渓谷
紅葉滝
 川沿いの遊歩道はここ紅葉滝で終わりです。モミジに囲まれた紅葉滝は、モミジの紅葉が見どころでしょう。紅葉滝は落差約9mほどです。
モミジと紅葉滝
階段で道路に出る
岩をくり貫いた隧道
 紅葉滝から鶏鳴滝までは約300mほどです。横谷渓谷に沿って遡り、途中に岩をくり貫いた隧道を通り鶏鳴滝入り口に着く。
横谷渓谷
鶏鳴滝入り口
鶏鳴滝への階段
 鶏鳴滝入り口の階段を下りると、あずま屋のある鶏鳴滝に着く。落差33mほどの滝で迫力のある滝です。
あずま屋
鶏鳴滝
鶏鳴滝と黄金姫伝説:堀河天皇の御代、寛治七年(1093)頃、天竺から渡った「黄金の鶏」がここ坂梨の滝<鶏鳴滝>に身を隠して清流権現となった。この鶏を探しにきた黄金姫がその行方を確かめて都に帰って行ったという伝説が残る。
鶏鳴滝と黄金姫伝説:堀河天皇の御代、寛治七年(1093)頃、天竺から渡った「黄金の鶏」がここ坂梨の滝<鶏鳴滝>に身を隠して清流権現となった。この鶏を探しにきた黄金姫がその行方を確かめて都に帰って行ったという伝説が残る。
黄金淵の滝
 鶏鳴滝下流に黄金淵がある。下り口は鶏鳴滝下り口の横にある。道は不明瞭でわずかな踏み跡を下る。足場が悪く整備もされていないので、最後の河原への下りは木につかまり滑落に注意が必要。岩淵が見どころの滝。
黄金淵入り口
黄金岩淵
黄金淵
愛蓮の滝
 愛蓮の滝には、黄金姫パークから善心谷林道に入り550mほどのところにある。案内板から滝壺への道はなく、下りはできない。樹間から岩を舐めるように落ちる滝を眺める。
愛蓮の滝
愛蓮の滝上部