名峰槍ヶ岳を目指して表銀座を縦走

第1日目(燕岳~大天井ヒュッテ)

登山日:2016/08/12・15
・中房温泉~燕岳~大天井ヒュッテ 7時間50分


[ルート3Dマップ]
[中房温泉登山口]

 中房温泉から登山道に入る、合戦尾根に取りつくと初めから急な斜面をジグザグに登る。山腹から尾根に出て一がんばりすると第一ベンチ。深い樹林帯の登りが続き第二、第三ベンチと続き合戦小屋までじっくりと登る。合戦小屋を過ぎると、樹林帯は低くなり合戦ノ頭で樹林限界を抜ける。展望が開けて槍ヶ岳も顔を出す。

[合戦小屋]
[合戦ノ頭]
[燕岳]

合戦ノ頭から正面の燕山荘まであとワンピッチ。燕山荘から眺める白い花崗岩砂と緑のハイマツのハーモニ、さまざまなフォルムをみせる花崗岩のオベリクス群、これらで構成された自然の造形美は庭園美のようです。風化した花崗岩の砂礫を踏んで、花崗岩群を見ながら山頂までたいした登りもなく行ける。

[上に燕山荘]
[合戦ノ頭]
[美しい燕岳]
美しい燕岳
[左から鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳]
水晶岳の峰
[大天井に向かう]

 燕山荘を出ると、槍ヶ岳がすぐ近くに大きく見える。燕山荘から大天井岳までは、通称表銀座コースと呼ばれ、名猟師小林喜作が開拓したところから喜作新道の名がある。軽い登り下りの道が続く。V字型に割れた蛙岩を通り、しばらく大きなアップダウンもなく快適な稜線が続く。2678mピークを過ぎると大下りの頭に出る。

[蛙岩]
[大天井への稜線]
[大下りの頭]

 ここから大下りとよばれる約100mの下降で、砂礫帯を下っていく。安曇野側に入るとお花畑の斜面が広がり、ミヤマシシウドやコバイケイソウの咲くお花畑を通過。為右衛門吊岩の下を過ぎると、木で組まれた階段を登って稜線に上がる。柵で保護されたコマクサが咲く道を通り、2699mの小ピークに出る。

[268ピークから大下りの頭]
[この先に為右衛門吊岩かな ]
[柵で保護されたコマクサの群生地]

 柵で保護されたコマクサが咲く道を通り、2699mの小ピークに出る。大下りで下った分を登り返したことになる。稜線上に小ピークが連なるが、その右下を巻くように道がついており、あまりアップダウンのない登山道を進んで切通岩のクサリ場に出る。

[コマクサの群生]
[喜作レリーフに向け下る]
[切通岩の下り]

 切通岩のクサリ場とハシゴ場に出る。15mのクサリと9段のハシゴで下り立った鞍部の岩盤には、このルートを拓いた小林喜作のレリーフがはめ込まれている。レリーフの埋めこまれた大天井岳の北側山腹を回りこみ、山頂や常念岳との分岐に出る。

[喜作レリーフ]
[喜作レリーフからの登り]
[分岐あり左は大天荘・右は大天井岳]

 常念岳との分岐を右手のトラバース道に入り山腹を回りこむ。意外とアップダウンがあり石屑の細い道を進む。何度も曲がりくねった道を進む。

[岩稜のトラバースが大天井ヒュッテまで続く]
[最初の鎖場]
[回り込む岩場]

 何度も曲がりくねった道を進み、巻き道が終わるころ、足下に大天井ヒュッテの赤い屋根が見えてくる。落石に気をつけながらジグザグに急な斜面を下り、大天井ヒュッテの建つ牛首のコルに下り立つ。反対側には槍ヶ岳のビューポイントとして知られる牛首の展望台がある。

[梯子が連続]
[大天井ヒュッテ]
[槍ヶ岳の眺望]
槍ヶ岳の眺望