高見石&東天狗岳 2,646m

■登山日:2012/09/16-17

黒百合平から中山峠経由して東天狗岳に登る

▼コースタイム(黒百合平~東天狗岳) 1時間30分
                   天狗ノ鼻百合平から天狗岳に登るには、摺鉢池を通って登るコースと、中山峠に出て稜線を登るコースがある。展望は稜線コースがよい。黒百合ヒュッテから東に向かう樹林の中を通って、5分ほどで中山峠に着く。まっすぐに下ればみどり池で、ここは右折する。
 樹林の中をしばらく登ると、道は緩やかになり、ハイマツ帯となる。後方には稲子岳の岩壁かそえている。
 尾根に取付くと急登になる。クサリ場をすぎて岩場を乗越すと道標があり、天狗ノ奥庭経由庭経由して下る道と合流する。
この道を見送って進むと岩場があり足場を確認してペンキ印を追って岩塊帯を進む、天狗ノ鼻とよばれる直下の岩峰を巻きなから岩塊の折り重なる斜面を登りきると東天狗の頂上に立つ。東天狗岳の東面は大きく切れ落ちており、のぞくのも躊躇するほどだ。南方には硫黄岳の爆裂火口や赤岳が望まれる。



西天狗から東天狗を望む                        西天狗から赤岳

東天狗岳から黒百合平に下山

▼コースタイム(東天狗岳~黒百合平) 1時間10分
            天狗ノ奥庭に向かう 東天狗岳から天狗ノ鼻の岩峰を巻き往路の天狗ノ奥庭分岐まで下る。左に折れて足もとは細かな岩礫でザラザラした下降でスリップしやすいので注意して下る。 途中に石を積んだケルンを過ぎる。 天狗ノ奥庭の森と道筋が一望出来る。 王冠のような形をした大きな岩塊の下を通りところどころで大岩の問を縫い、小さくアップダウンしなから岩のペンキ印を追って歩く。            天狗ノ奥庭道は、およそ南北に長い天狗ノ奥庭の西縁にひらかれている。 すぐ眼下の窪地には摺鉢池がある。時期によって水量か減ることもあるが、風景のアクセントとなっている。ここから見渡す溶岩台地の一帯が天狗ノ奥庭である。溶岩台地の北縁にでると眼下に黒百合ヒュッテの建物が望める。 振り返ると東西2峰からなる天狗岳がそぴえる。向かって左、鋭角なピークか東天狗、右の西天狗は丸みを帯びた対照的な山容だ。この溶岩台地を一気に下りきると黒百合ヒュッテ前にでる。


黒百合平から渋ノ湯へ下山

▼コースタイム(黒百合平~渋の湯) 1時間50分
            黒百合ヒュッテ前 黒百合平からしばらく唐沢源頭の谷間を下る。黒い岩がゴロゴロとしているが、穴のすき問が大きなところには金網の足場か設けられている。それでも岩が濡れていると滑りやすいので、慎重に下っていこう。谷が少し開けてくると、唐沢鉱泉分岐に出る。樹間の広場でゆっくり休憩できる。
             苔むした樹林帯 唐沢鉱泉へ下る道を見送り、分岐からわずかに登り返すと、おだやかな尾根道となる。中山から西へのびているこの尾根づたいをゆるやかに下ると、次に八方台分岐に出る。ここで尾根から分かれ、北側面を下降していく。途中、高見石への登山道へまっすぐ下る道を見送って西へ山腹を横切り、大きく2回ジグザグを切ると、渋川にかかる登山口の橋に下り立つ。補導所のある対岸へ渡って、下流側へ50mほど歩くと渋ノ湯バス停に到着する。


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