<<長良川源流TOP | 〇長良川中流域・上有知湊・小倉山・誕生山(美濃市)


 長良川は、関市池尻山麓では南東方向に流れますが、上流から向山、松尾山が連なる山塊に行く手を阻まれて、鋭角的に屈曲して西に流路を変える。下渡橋(旧下渡橋は吊橋)からさらに上流に住吉型灯台の上有知湊跡がある。

美濃国四大川湊のひとつ!!
 住吉型灯台・上有知湊を開設、番船40艘。美濃和紙、荏胡麻、生糸、酒ほかの輸送基地として、上流から運ばれる木材運搬の中継基地として、水運物流の要所として栄える。

旧の下渡橋

平成3年に下渡橋の架替がされ、旧橋(吊橋)が取り壊されました。近くには、誕生山(501.5m)があり美濃の山として人気のある山です。

現在の下渡橋と後方に誕生山

平成3年に下渡橋の架替がされ、旧橋(吊橋)が取り壊されました。近くには、誕生山(501.5m)があり美濃の山として人気のある山です。

旧吊り橋の構造物

平成3年に下渡橋の架替された

住吉型灯台・上有知湊跡

全国的にも珍しい貴重な建造物

住吉型灯台・上有知湊跡

 上有知川湊(こうづちみなとあと):美濃和紙、荏胡麻、生糸、酒ほかの輸送基地として、上流から運ばれる木材運搬の中継基地として、水運物流の要所として栄える。美濃国四大川湊のひとつ。この住吉灯台は水の守護神、住吉神社の献灯を兼ねて江戸末期に建てられた。川湊の灯台として現存する全国的にも珍しい貴重な建造物です。

美濃橋

 美濃橋は、美濃市街地の北部、小倉山の西方を長良川が湾曲して流れる地点に架かるわが国に現存する最古の近代吊橋です。大正4年8月起工、同5年8月に竣工。橋長113m、支間116m、幅員3.1mの単径間補剛吊橋です。建設当時わが国で最大級の支間を実現した、大正期を代表する吊橋として、歴史的価値の高い近代建造物です。

曽代用水

 曽代用水は、約350年にわたって農業の発展に寄与してきたことや、江戸時代に農家主導で建設されたという全国的にも珍しい用水。 岐阜県美濃市曽代の長良川 左岸から取水している 。曽代地区を縦断し、小倉山と長良川の間を流れ、美濃市役所 の西側を通り、国道156号 に沿って南下して 関市に入る。

小倉山城

 飛騨高山藩主であった金森長近が、大野城(福井県大野市)・高山城(岐阜県高山市)に次いで、慶長6年(1601年)に隠居城として築かれました。

小倉山から吉住灯台

小倉山から新美濃大橋と長良川

 登山口は、東海北陸自動車道の美濃インターから94号線を西に進み長良川の橋を渡って、その先の極楽寺交差点を北上する。北上するとJAめぐみのライスセンターがあり、その先で林道終点の登山道となる。車の止めるスペースが余りないのでJAの駐車場に止める。 登山所要時間 往路約55分 誕生山から天王山までの縦走も楽しめる。

下渡橋と誕生山

誕生山の岩場の登り

誕生山から下渡橋を見下ろす