三峰山 245m (日野縦走コース)

■登山日 2010/03/27

アクセス

  西の日野登山口は、東海学院大学の北側で陸軍墓地の東側になる。156号線日野南6信号交差点から南に日野バス停があり道路に架かる緑色の歩道橋から東へ進み、山に突き当たったところに陸軍墓地慰霊碑がある。広場の北側に桜並木があり、木の間に数台ほど駐車が可能。


 「陸軍墓地入口」と書かれた大きな石柱を左に見ながら舗装道路を進むとすぐに左に小さな案内板の有る登山道がある。登山道に入って行くとやがて分岐点になり、手作りの白いプラスチック板に描かれた地図がある。左に北回りコース、右に南回りコースとなる。今回は北回りコースを登る。

     登山口      北・南ルート分岐

   整備された明るい登山道


 道は丸木の低い階段状で良く整備されている。アカマツと自然林の明るい道である。右山でトラバースしていくと、左手の樹間からは金華山が姿を見せる。

 やがて太いワイヤーの張られた岩場がありこれを越えると眼前が開ける。その眺望にしばし立ち止まる。マッチ箱のように並ぶ住宅街を眼下に、国道156号線が一直線に西へ延びる先に雄大な金華山と岐阜城を望むことができる。

   ワイヤーのある岩場     開放的な展望

金華山の山並み

 展望を楽しんだあとコースを東に取る。ここからは岩の多いヤセ尾根が続き展望を楽しみながら登る。やがてピークとなり南回りのコースとの分岐と出合う。ここからやや左に折れて少し下って登り返してピークに出ると見晴らしの良い北へ延びる尾根との出合いとなる。

    岩の多いヤセ尾根     展望の良い岩尾根

     岩田坂4ルート出合い


 出合いから北に進むと岩田坂4あたりに下山となるようだ。前方に三峰山の尾根と東屋のある三峰を望むことが出来る。

      切れ落ちた岩場


 ヤセ尾根を進むと岩場があり切れ落ちた岩と岩の間に丸太が渡してありそこを慎重に渡り進むと三峰と一峰の分岐に出る。

       一峰の山頂に

 一峰に向かうと途中に二峰があるがここが標高245m地点である。さらに進むと広い見晴らしの良い広場の一峰にでる。一峰は360度の大展望が広がる広場の山頂。手作りの表示板や椅子がいくつか置いてある。ここから眺める金華山もすばらしい。日野ルートの尾根もよく見える。舟伏山、岩田山や百々ヶ峰が見渡せる。あいにくの霞で御嶽や乗鞍を望むことが出来なかった。

出会った人との写真

舟伏山、岩田山、後方に百々ヶ峰

 どこの里山にもその山に詳しい案内人が居る。三峰山の名称は一峰(250.8m)二峰(245m)三峰(232m)からなり三峰とされたとの説明に納得。登ってきた日野の登山道の整備をされた人との出会いもあった。

     三峰の東屋


 出合った人と別れて三峰の東屋に向かう。真っ赤に塗られた東屋で春の日差しを浴びながらゆっくりと昼食をとる。

三峰の東屋で展望を楽しむ

 三峰からの下山コースは岩田坂登山コースと同様のコースをたどる。(岩田坂登山コースを参照ください。)

※今回のコースは、沿面距離が3.9km累積標高差345mの低山ながら岩場の尾根が有、展望も良く満足度の高いルートである。


■コースとタイム
日野陸軍墓地 登山口(8:42)⇒分岐:北コース(8:45)⇒P1(9:10)⇒南コース合流(9:16)⇒P2(9:20)⇒分岐:P3(8: 43)⇒覗き岩(9:34/9:37)⇒分岐:3峰東屋(9:41)⇒2峰:245H(9:43)⇒三峰山:251H(9:47/10:16)⇒2峰(10:20/10:23)・3峰東屋:232H(10:27/11:02)ランチ⇒分岐(11:04)⇒草原の展望台(11:08)⇒各務ヶ原ロバの耳(11:15)⇒寒山180H(11:44)⇒NHKアンテナ(12:00)⇒不動明王像(12:09)⇒岩田坂中池 登山口(12:18)


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