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唐松岳から五竜岳。

■ダイナミックな縦走コース
●歩行時間7時間50分
●標高差580m(最低鞍部~五竜岳)
 女性的な唐松岳から男性的な五竜岳へ、対照的な二山をつなぐ。唐松岳と五竜岳はともに後立山連峰の中でも長大な尾根を東面に侍っている。ハ方尾根と遠見尾根だ。このふたつの尾根は下部がスキー場として開発され、ゴンドラリフトが夏でも運転されている。

唐松岳頂上荘

 唐松岳頂上山荘をあとに五主稜線を南に竜山荘へ向かう。約2時間半の稜線の道だが、前半は岩稜が続く。途中、岩のもろい所やザラザラとして足元が滑りやすい所もある。先行者がいたら落石には充分注意したい。

牛首の岩場

 牛首はヤセた岩稜帯でクサリが固定された難所です。浮石があるので注意して通過したい。岩稜を下り切った小さな鞍部から大黒岳の黒部側を巻くようにして通過し、大黒岳と白岳の最低鞍部まで下る。この鞍部は後立山連峰の主稜線の中でも標高の低い所だ。ダケカンバ以外にシラビソなども見られるが、どれも積雪のため背の低いわりに幹が大きく印象的だ。
[最低鞍部まで下る]
 鞍部からはゆったりとした登りになり潅木の林を技けてハイマツ帯のザレた斜面に出る。ときおり大きなジグザグになってゆっくりと登っていく。振り返ると鞍部を隔てて唐松岳のピークが見えている、やがて白岳のヒークから下ってきた遠見尾根からの道と合流する。

五竜山荘

 遠見尾根の分岐から少し下れば五竜山荘だ。山荘は五竜岳を見上げるようにして建っている。五竜山荘に宿泊のときはザックを置いてサブザックで雨具など必要な荷物を持ち、五竜岳を往復してもよい。初めルートは稜線の黒部側を巻くようにして登っていく。ゴロゴロした石が多いので浮石に注意したい。先には露岩の斜面が現れG2までは滑落しないように注意をしたい。
 

G2を振り返る

 稜線上の小さな岩峰の下を回り込むようにして道は稜線に出る。信州側は足元から切れ落ちた崖になっている。G2の正面には山頂直下の岩壁が立ちはだかっている。左側から岩場に取り付き、ここからペンキマークにしたがって登っていくが、少し緊張する登りだ。このペンキマークを見落とすと登るのに苦労するので注意しよう。鎖のついた岩場を越えると頂上はすぐだ。
[山頂直下の岩壁]

五竜岳山頂

 東西に細長い頂上からは360度の展望が広がる。北には唐松岳と白馬岳が重なっており、南の鹿島槍ヶ岳の北峰と南峰の問には遠く常念岳が見えている。そして、黒部川をはさんで剣・立山の大パノラマが目の前だ。いつまでも飽きることのない展望だ。
山頂から鹿島槍ヶ岳
剱 岳
 唐松岳・白馬岳方面

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